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九州 高い山から紅葉見ごろ 海の紅葉も 11月初めは季節はずれの高温に

  • 2023年10月31日
  • tenki.jp

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九州は、標高1000m以上の高い山で紅葉が見ごろを迎えています。あすから11月に入りますが、11月の初めは九州は夏日が続出し、季節はずれの高温になる見込みです。

九州の紅葉情報

10月は朝晩の冷え込みが強まる日が多くなり、紅葉が順調に色づいてきています。
きょう31日現在、長崎県の雲仙岳や熊本県の五家荘、宮崎県のえびの高原や五ヶ瀬渓谷など、標高1000m以上の高い山で紅葉が見ごろの所が多くなっています。九州の高い山はこのあと11月上旬にかけて見頃が続きそうです。

海の紅葉

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海でも紅葉が進んでいます。有明海の佐賀市東与賀沿岸に生育するシチメンソウが色づいています。シチメンソウは塩分を帯びた干潟の土壌のみに生育する「塩性食物」で、国内では有明海の干潟のみに生息し、絶滅が危惧されているたいへん貴重な植物です。夏は緑色のシチメンソウが広がりますが、秋になり冷え込んでくると次第に赤く色づき始め、10月終わりから11月上旬頃にかけて赤紫色に変わります。まるで木々の紅葉のように色づくため「海の紅葉」と呼ばれ、有明海の秋の風物詩となっています。

11月初めは夏日続出

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11月3日(金)・文化の日にかけて、九州は帯状の高気圧に覆われておだやかな秋晴れが続く見込みです。朝晩はひんやりとしますが、あす1日(水)以降、南から暖かい空気が流れ込みやすくなるため、日中は気温が上がり季節はずれの高温になるでしょう。あす1日(水)から4日(土)は最高気温25度以上の夏日が続出し、日中は半袖で過ごせる陽気になりそうです。調節しやすい服装がよいでしょう。
ただ、4日(土)から天気はゆっくりと下り坂に向かいます。5日(日)は寒冷前線の通過で雨が降り、その後、次第に冬型の気圧配置に変わり、来週初めは一時的に寒気が流れ込み、気温が大きく下がる見込みです。
この先、寒暖の変化が大変大きくなりますので、体調管理にお気を付けください。

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