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北陸や東北南部でやや強い雨 あす28日は東北で激しい雨に 警報級の大雨の可能性

  • 2023年9月27日
  • tenki.jp

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きょう27日明け方から朝、北陸や東北南部でやや強い雨を観測した所がありました。この雨は、一旦ピークを過ぎますが、あす28日は北陸や東北、北海道の太平洋側に発達した雨雲がかかるでしょう。

きょう27日 北陸や東北南部 朝の通勤・通学の時間にやや強い雨を観測

きょう27日、低気圧が日本海を東北東へ進んでいます。この低気圧に向かって、西から暖かく湿った空気が流れ込んでいます。
雲と雨雲の様子を見ると、日本海から東北付近に雲が広がり、東北南部を中心に雨が降っています。本降りの雨になっている所もあり、1時間降水量は、明け方に新潟県佐渡市羽茂で13.5ミリ、朝は宮城県女川町で13.0ミリ、新潟県阿賀町の室谷で12.5ミリなど、北陸や東北南部で、やや強い雨を観測しました。

この雨は、今がピークとみられ、日中は次第に降り方が弱まったり、止む所もあるでしょう。

あす28日 北陸・東北・北海道の太平洋側に発達した雨雲 警報級の大雨も

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今後、日本海に新たな低気圧が発生する見込みです。低気圧は、前線を伴って、あす28日、発達しながら東北付近を通過するでしょう。

あす28日は、北陸や東北、北海道の太平洋側付近で、風が強まる見込みです。北陸や東北では日中を中心に、北海道の太平洋側は夜、発達した雨雲がかかるでしょう。
東北では、激しい雨が降り、大雨になる所がある見込みです。雨雲が予想以上に発達した場合は、警報級の大雨になる可能性もあります。
北陸や東北では、きょう27日に降った雨と、あす28日に降る雨により、土壌中に水分が大量に溜まり、土砂災害の危険度が高まる地域があるでしょう。北海道の太平洋側では、短い時間で、雨の量が多くなることが考えられます。
土砂災害に警戒、低い土地の浸水、河川の増水に注意が必要です。

今後発表される警報、注意報、気象情報に留意してください。

激しい雨って どんな雨?

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激しい雨は、1時間雨量が30ミリ以上〜50ミリ未満の雨を表しています。これは、バケツをひっくり返したように降るイメージです。また、傘をさしていてもぬれるレベルで、木造住宅の屋内では、寝ている人の半数くらいが雨に気づくほどです。外では道路が川のようになり、高速道路を走る車は、タイヤと路面の間に水の膜ができて、ブレーキがきかなくなる「ハイドロプレーニング現象」が起こるおそれがあります。

激しい雨が降った所や激しい雨が降ると予想される所では、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分ご注意ください。

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