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愛知県で非常に激しい雨 近畿や東海は大雨警報発表エリアも 夜まで冠水や停電注意

  • 2023年9月11日
  • tenki.jp

きょう11日(月)は東海や近畿を中心に発達した雨雲や雷雲がかかり、愛知県豊橋市では1時間に75.0ミリの非常に激しい雨を観測。東海や近畿では大雨警報の発表されている所も。夜にかけても東海や近畿、四国を中心にあちらこちらでどしゃ降りの雨となり、局地的に非常に激しい雨のおそれ。道路の冠水や停電などに注意が必要です。

雷雲や雨雲が発達中 滝のような雨を観測した所も

きょう11日(月)は、沖縄の南にある熱帯低気圧や、高気圧縁辺から暖かく湿った空気が流れ込んでいる一方で、上空には寒気が流れ込み、全国的に大気の状態が非常に不安定になっています。

午前10時現在、東海や近畿を中心に発達した雨雲や雷雲がかかっています。愛知県豊橋市では午前9時29分までの1時間に75.0ミリの「非常に激しい雨」を観測しました。また、奈良県下北山村では午前9時58分までの1時間に31.0ミリを観測するなど、東海や近畿、四国の所々で「激しい雨」が降りました。愛知県や兵庫県には大雨警報の発表されている所があります。

また、雷レーダーによると、落雷を観測している所も多数みられ、竜巻注意情報が発表されている所もあります。

夜にかけて雨雲や雷雲の発達しやすい状態が続く

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雨雲の発達しやすい状態は、今夜遅くにかけて続きます。東海や近畿、四国を中心にあちらこちらでどしゃ降りの雨となり、局地的には「非常に激しい雨」が降るでしょう。「非常に激しい雨」とは、滝のような降り方で、あっという間に道路が冠水してしまうほどの雨です。車の運転はアンダーパスなど低い所を通る場所を避け、前方が見えにくいほど降り方が激しい時は無理して先を急がないようにしてください。

また、雷雲も発達しやすい状態ですので、落雷による停電や、竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。今、晴れている所も空模様の急な変化にお気をつけください。

ゲリラ豪雨に遭遇したら

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ゲリラ豪雨(局地的な大雨)に遭遇したら、次の3つのことを心がけてください。

① 頑丈な建物に入りましょう。発達した積乱雲は、ゲリラ豪雨(局地的な大雨)だけでなく、落雷や竜巻などの突風をもたらすこともあります。屋外にいる場合は、すぐに頑丈な建物に入り、2階以上の、窓から離れた所へ避難しましょう。
② 最新の気象情報を確認しましょう。ゲリラ豪雨(局地的な大雨)は、ごく狭い範囲で、短い時間に大量の雨が降るというのが、特徴です。雨雲レーダーをチェックすると、「今、どこで雨雲が発達しているのか」という実況だけでなく、「この後、雨雲がどこへ進むのか」という予想もわかります。自分のいる付近を拡大すれば、より詳しく知ることができます。
③ 地下施設・水辺から離れましょう。ゲリラ豪雨(局地的な大雨)が街中で発生すると、アスファルトなどによって水はけが悪いために、思わぬ所に水が溜まる恐れがあります。地下施設にいる場合は、できるだけ早く、地上の高い所へ移動してください。また、雨宿りをする際は、建物の地下室や、地下街を避けましょう。橋の下も、川が急に増水する恐れがありますので、絶対に避けてください。

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