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2週間天気 収まらない残暑にもようやく出口見えた? シルバーウイークの天気は?

  • 2023年9月10日
  • tenki.jp

厳しい残暑が続いていますが、あす11日(月)以降も収まる気配はありません。熱中症には引き続き警戒が必要です。ただ、この暑さの出口も9月終盤に入るとようやく見えてきそうです。天気は変わりやすく、シルバーウイークでお出かけの際は急な雨や雷雨に注意が必要です。

1週目(11日〜17日)厳しい残暑続く シルバーウイークの天気は?

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この先も、厳しい残暑が続くでしょう。平年並みに戻るのは、「暑さ寒さも彼岸まで」と言われる、彼岸の入りとなる20日(水)以降となる見込みです。また、16日(土)からはシルバーウイークも始まり、天気が気になると思います。それでは、天気と気温を詳しく見ていきたいと思います。

あす11日(月)は、北海道と東北、関東、北陸は、おおむね晴れそうです。東海から九州は、晴れ間はありますが、南から暖かく湿った空気が流れ込み、所々で雨が降るでしょう。四国や紀伊半島など、局地的に雷雨や激しい雨が降る所がありそうです。

12日(火)〜14日(木)にかけては、北海道や東北北部は、秋雨前線の影響を受けて、雨が降りやすいでしょう。局地的に雨脚の強まる所もありそうです。関東から九州、沖縄は、高気圧に覆われ、広い範囲で晴れる見込みです。ただ、高気圧の縁を回って、湿った空気が、近畿から九州にかけての太平洋側に流れ込みやすく、雨の降る所はありそうです。

15日(金)やシルバーウイーク初日に当たる16日(土)と17日(日)は、高気圧に緩やかに覆われるため、天気が大きく崩れることはないでしょう。ただ、気圧の谷や湿った空気の影響で大気の状態は不安定になり、午後を中心に所々で雨雲や雷雲が発生することはありそうです。お出かけされる方は、天気の急な変化に注意してください。

最高気温は、平年を上回る状態が続くでしょう。北海道は27℃前後の予想です。東北も30℃以上の日がまだまだ多くあるでしょう。関東から九州は33℃前後で、内陸などでは35℃以上の猛暑日の所もありそうです。引き続き、熱中症に警戒してください。また、最低気温も平年より高く、熱帯夜の所もありそうです。

2週目(18日〜23日)9月終盤でようやく暑さ収まるか

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18日(月:敬老の日)〜20日(水)は、北海道は秋雨前線や湿った空気の影響で雨や曇りが続くでしょう。前線が通過するタイミングで大雨の恐れもありますので、最新の情報を確認するようにしましょう。東北や関東、東海は、気圧の谷や湿った空気の影響で、雨が降りやすくなりそうです。近畿から九州にかけては、晴れる日が多いですが、暖かく湿った空気が流れ込み、変わりやすい天気となりそうです。急な雨や雷雨に注意が必要で、局地的に降り方が強まることもあるでしょう。

21日(木)〜23日(土:秋分の日)は西から秋雨前線が日本付近にかかる見込みです。22日(金)を中心に全国的に雨が降るでしょう。まだ、先のことで予報に幅はありますが、大雨の可能性もありますので、ご注意ください。

最高気温は、20日(水)までは平年より高い所が多く、真夏並みの暑さとなるでしょう。21日(木)からは、徐々に平年並みの気温に戻る予想です。今までが、季節外れの暑さだったので、気温の変化が大きく感じる所もあるでしょう。北海道や東北など、朝晩は上着が必要な所も出てきそうです。体調を崩さないように、服装で上手に調節なさってください。

あると便利 熱中症対策グッズ

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夏のレジャーなど、暑い中、外で過ごす時には、熱中症対策として、次のようなグッズがあると、便利です。

① ペットボトルや水筒に入った飲み物(水やスポーツドリンクなど)を用意して、気づいた時に、すぐ水分補給ができるようにしましょう。また、塩分タブレットや塩分の含まれた飴があると、大量の汗によって失われた塩分を、手軽に補給できます。
② 日傘や帽子で、日差しの暑さを遮りましょう。晴れた日は、地面に近い所ほど気温が高いため、背の低いお子さんは、大人よりも暑い空気に包まれてしまいます。また、帽子をかぶると、熱中症対策だけでなく、紫外線対策にも効果的です。帽子は、時々はずして、汗を蒸発させましょう。さらに、海岸など日陰のない所でのレジャーでは、日よけテントがあると、日陰を作り出すことができます。
③ 扇子やうちわ、携帯扇風機もおススメです。涼しい風で、体を冷やすことができます。
④ 冷却シートなどの冷却グッズも、上手に利用しましょう。ネッククーラーは、太い血管が体の表面近くを通っている首元を冷やすため、効率よくクールダウンできます。また、保冷剤や氷があれば、タオルなどにくるみ、体(首、脇の下、太ももの付け根など)にあてて、冷やすことができます。他にも、スカーフやバンダナがあると、水で濡らして首や頭に巻けば、水が蒸発する時にまわりの熱を奪うため、体温を下げることができます。

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