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きのう以上に猛暑日続出 昼前から35℃超え 熱中症に厳重警戒 万が一の処置法は?

  • 2023年7月23日
  • tenki.jp

きょう23日(日)は、きのう22日(土)以上に最高気温35℃以上の猛暑日エリアが拡大中。特に、北陸など日本海側で気温の上昇が早く、昼前に最高気温35℃超えの所も。午後は更に上がり、大阪35℃、東京都心も34℃と、厳しい暑さとなりそうです。万が一、熱中症になった場合、応急処置のポイントは?

きのう以上に気温上昇ハイペース 昼前にすでに35℃超え続出

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きょう23日(日)は、二十四節気の「大暑(たいしょ)」です。一年で最も暑い頃という意味ですが、きのう22日(土)以上に、最高気温35℃以上の猛暑日エリアが拡大中です。

23日(日)正午までの最高気温は、富山空港35.5℃、兵庫県豊岡市35.0℃、愛媛県大洲市35.0℃など、西日本や北陸で35℃以上の猛暑日となっています。

このあと、強い日差しとともに気温は更に上がり、予想最高気温は、米子・京都・福井などで36℃、鳥取・大阪・岐阜・富山・甲府などで35℃、東京都心・福岡で34℃などとなっています。

熱中症の危険が高まるとして、気象庁と環境省が「熱中症警戒アラート」を、新潟県・鳥取県・島根県に発表しています。熱中症警戒アラートが発表されていない所でも、熱中症に引き続き警戒が必要です。

各地とも、熱中症に厳重な警戒が必要です。
・我慢せずに適切に冷房を使用する
・のどが渇いていなくても、こまめに水分を補給する
・暑い時間帯の外出はなるべくさける
・特別な場合以外は運動は中止する
など、対策を万全に行いましょう。

熱中症の応急処置ポイント

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熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。

まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。

熱中症警戒アラート発表時 とるべき行動は

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熱中症警戒アラートが発表された所では、熱中症にかからないよう、積極的にとるべき行動が5つあります。

①外出はできるだけ控え、暑さを避けましょう。熱中症を予防するためには、暑さを避けることが、最も重要です。不要不急の外出は、できるだけ避けてください。屋内では昼夜を問わず、エアコンなどを使用して、部屋の温度を調整しましょう。
②屋外や、エアコンが設置されていない屋内での運動は、外での運動は、原則、中止や延期をしましょう。
③普段以上に、熱中症予防行動を実践しましょう。のどが渇く前に、こまめに水分を補給したり、なるべく涼しい服装を心がけたりしてください。屋外で、人と十分な距離を確保できる場合は、適宜マスクをはずしましょう。
④熱中症のリスクが高い方に、声かけをしましょう。高齢者や子ども、持病のある方、肥満の方、障害のある方などは、熱中症にかかりやすいため、「夜間でもエアコンを使う」「こまめな水分補給を心掛ける」など、周りの方が声をかけてください。
⑤暑さ指数(WBGT)を確認しましょう。暑さ指数は、時間帯や場所によって、大きく異なります。環境省熱中症予防情報サイトなどで確認して、暑さ指数を行動の目安にしてください。

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