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臭いもベタベタも気にならない!魚の空き缶をキレイに捨てる方法

  • 2021年6月29日
  • 暮らしニスタ

こんにちは。家事コツ研究員のTです。

梅雨の時期、ジメジメとして気分も滅入りがちですが、さらにその気分に拍車をかけるのがそこはかとなく漂ってくる、キッチン周りのゴミの臭い…。

特に利用頻度の高いツナ缶やアンチョビ缶などの魚の缶詰はどんなに洗剤で洗ってすすいでも臭いや油が残ってしまいがち。捨てられる日までの保管が悩みどころでした。

なんとかキレイに捨てる方法はないか?と探してみたら、100均などでも買えるセスキ炭酸ソーダでキレイにできるという情報を発見!早速試してみました。

缶を洗って比較してみた!

何事も比較してみないと差が分からないということで、次の3つのパターンで試してみました。使ったのは、ランチのツナサンドに使った油ギトギトのツナ缶です。

1)水で濯ぐのみ

2)いつも通り、洗剤で洗ってから水で濯ぐ

3)セスキ水を使ってから水で濯ぐ

さて、臭いや油はいかに?

1)水で濯ぐのみ

水と油が分離したまま…臭いも油もとれない!!

見たまんまの状態。3回すすいだものの、油も残っており、ツナの臭いもとれてません。

2)いつも通り、洗剤で洗ってから水で濯ぐ

手を切らないよう、キッチンぺーパーを巻いた棒でゴシゴシ!

直に手で缶を洗うと、切り口でケガをするので、割りばしにペーパーナプキンを巻き、輪ゴムで止めたものを利用。いつものとおり、洗剤をつけてゴシゴシ洗ってみました。

一見キレイに見えるけど…? 肝心の臭いがまだ残る状態…

すすぎは3回。泡が取れるまでキレイに流しました。見た目はすっきりと油も取れています。
が、臭いを嗅いでみると、やはりまだツナ缶の臭いが…。これがセスキで果たして取れるのでしょうか??

3)セスキ水を使ってから水ですすぐ

セスキ水をスプレー。肌荒れ防止に手袋着用で!

ガスレンジや換気扇掃除でもおなじみのセスキ水。アルカリ性のため、肌を痛めないよう、必ずビニール手袋を着用してから使いましょう。キッチンペーパーを缶に敷き詰め、セスキ水をまんべんなくスプレー。

油汚れに万能といわれるセスキ水…ただ浸して20分待つだけ

セスキ水でひたひたの状態にし、20分そのままに。擦ることもなく、こんなので本当にキレイになるのか半信半疑…。

驚きの結果!油汚れも臭いもすっきり♪

20分後、水で濯いでみると…。びっくり! 
写真でも分かるとおり、ただ浸しておいておいただけなのに、すっきりと油は取れており、さらに臭いもまったく無臭になっていました。すごい!

【ワンポイント】

注意!セスキ水が使えるのは、スチール缶のみでアルミ缶は使えない!

調べてみると、セスキ水はアルカリ性のため、アルミ缶の場合には化学反応を起こして腐食したりすることがあるため、避けたほうが無難。しかしひと目みて、アルミ缶かスチール缶か判断がつかないものもありますよね。

私も、この実験を行うのに2種類の魚缶があったのですが不安に思い、見分ける方法を思いつきました。ぜひ参考にしてみてください。

アルミ缶…磁石がつかない。

スチール缶…鉄なので、磁石がつく。

古典的な方法ですが、分かりやすい! これで安心ですね。

まとめ

魚缶をうまく捨てる方法の裏技結果は以下の通りでした。

1)水で濯ぐのみ…×
2)いつも通り、洗剤で洗ってから水で濯ぐ…▲
3)セスキ水を使ってから水ですすぐ…◎

3)のセスキ水が圧勝!その威力を見せつけてくれました。

このレポートを書いているのは、実験から2日後なのですが、まったく臭いがしません!
ぜひみなさんもこの技を使って快適に過ごしてくださいね。

撮影・文/龍タラ

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