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海を見下ろす絶景と“らしさ満点”の施設で1年中快適!「スノーピーク陸前高田キャンプフィールド」に行ってきた

  • 2024年1月25日
  • GetNavi web

岩手県陸前高田市に「スノーピーク陸前高田キャンプフィールド」がオープンしました。スノーピークさんにお招きいただき、1泊2日滞在してわかった魅力をお伝えします。

 

「スノーピーク陸前高田キャンプフィールド」とは?

まずは「スノーピーク陸前高田キャンプフィールド」の概要を紹介します。

 

岩手県初のスノーピーク直営キャンプ場&ストア

アウトドア製品メーカーとして知られる「スノーピーク」は、日本各地に直営キャンプ場を開設しています。そして岩手県に初めて開設されたのが「スノーピーク陸前高田キャンプフィールド」(以降、陸前高田CF)なのです。キャンプ場のほか、同社のキャンプギアやアパレル製品、特産品などを取り揃えた直営店が併設されています。

 

広大な土地にバリエーション豊かなサイトを用意

サイト(キャンプを行なうエリア)は、合計145サイト。決められた場所を予約できる「区画サイト」のほか、利用するエリアをその場で選べる「フリーサイト」など、バリエーション豊かに用意されています。一定の領域を多人数で使うグループ利用も可能。

 

そのほか屋内で宿泊できる施設として、一軒家タイプのキャビンが10棟、コンテナのようなモバイルハウス「住箱−JYUBAKO−」が3棟あります。

 

整備された道路で快適アクセス

陸前高田CFは、車を使えば盛岡市や仙台市から2時間程度というアクセスの良さ。高速道路のインターチェンジから近いので、関東近辺からも楽にアクセスできます。

 

キャンプ場によっては、アクセスするための道路状態が悪くてすれ違いに苦労したり悪路だったりというところも少なくありません。しかし陸前高田CFの場合、近隣のインターチェンジや駅から現地までそのような悪路はなく、広々とした舗装道路だけで到達できます。

 

また、周囲には多くの街があり、道の駅やホームセンター、直売所などが豊富に点在。途中の買い物やトイレ休憩にも困りません。

 

さまざまなキャンプスタイルに対応する多彩なサイト

それでは、陸前高田CFのさまざまなサイトを紹介していきましょう。

 

フリーサイト

フィールド内の2ヶ所にある「フリーサイト」は、エリア内の好きな場所を利用できるサイトです。

↑開放的な空間のフリーサイト。全面が芝生で、ほぼ平坦なので設営場所選びがしやすい。空の広さも印象的

 

区画サイト

指定された番号のエリア内を専有できる「区画サイト」は、傾斜地に作られているため素晴らしい景観が特長です。

↑区画内は平坦なのでテントやテーブルは傾けずに設置できる。段差や植栽によって隣接区画とはうまく仕切られており、広い視界は保ちつつ適度なプライバシーを確保できているのが嬉しい

 

↑区画サイトの1つ。サイトによって、さまざまな方向の絶景を楽しめる。眼下にある広田湾では、サケやカキの養殖が行なわれている

 

↑一部サイトは電源付き。写真右端のあるボックスに電源コンセントが納められている

 

ドッグランサイト

柵に囲まれた「ドッグランサイト」は、ペットとともにキャンプができるエリア。他のサイトからは少し離れた場所にあり、ペット連れでない利用者にも配慮した設計になっています。

↑ドッグランサイト。ノーリードでペットと過ごすことができる

 

↑岩や樹木、傾斜など、ペットが楽しめる設計になっている

 

キャビンサイト

「庭付き一軒家」のような設備のキャビンサイト。キッチン・リビング・バストイレ・ベッド・電源などを完備。「初心者だけどキャンプ場を体験したい」といった人でも快適に利用できます。

↑キャビンの外観。景観の良い芝のフィールドも利用でき、タープを貼ったり焚き火したりといった「アウトドア」も楽しめる。写真のサイトは柵付きで、ペットとともに利用可能

 

↑リビング。もちろんテーブルもチェアもスノーピーク製

 

↑キッチン。ガス台・シンク・冷蔵庫・電子レンジなどを完備し、屋外にまったく出ずに過ごすこともできる

 

住箱エリア

キャビンサイトの一部には、スノーピーク製品のトレーラーハウス「住箱」が3台設置されています。バス・トイレ・エアコン・電源コンセント・ベッドなどが用意されているため、季節や天候を問わず快適に過ごせます。

↑住箱エリア。前面の芝生エリアも利用できるので、タープを張ったり焚き火したりと、「アウトドア」もしっかり楽しめる

 

↑住箱内。ホテルの客室のような感覚でキャンプ場を利用できる

 

↑大きな窓からの景観が魅力。縁台に出ればいっそう「アウトドア感」を堪能できる

 

キャンプを快適に楽しむための施設も充実

キャンプには、活動の拠点となる「サイト」のほかにも、水場やゴミ捨て場のような共同施設が欠かせません。そのような施設が充実しているのも、陸前高田CFの特長です。

 

サニタリー棟

シャワー・トイレ・炊事場・ゴミ捨て場が利用できる「サニタリー棟」が、キャビンサイト以外の各サイトに配置されています。広大なキャンプ場ですが、長い距離を歩かなくても利用できるのが便利。

↑サニタリー棟(右)とゴミステーション(左)。ゴミを捨てられるのはありがたい

 

↑炊事場。広いシンクと作業台が使いやすい。屋内で作業でき、お湯が出るのも快適ポイント

 

↑暖房・温水洗浄便座付きトイレ・シャワー・自販機・洗濯機・乾燥機と、充実した設備。連泊も快適かつ気軽にできそうだ

 

センターハウスと直売店

キャンプフィールド全体の入り口となるエリアに配置されているのが、「センターハウス」。サニタリー棟と同等の設備に加え、スノーピーク製品を販売する直営店があります。

↑スノーピークのキャンプギアとアパレル製品が販売されている。陸前高田店でしか買えない限定品もあり

 

↑スノーピーク直営店の特徴でもある、産地直送品の販売。陸前高田の特産品はもちろん、他の直営店がある地域の産直品も取り扱っている

 

「スノーピーク陸前高田キャンプフィールド」を利用して感じたこと

【その1】フィールドの地形を活かした絶景

傾斜地にあるため、ほとんどのサイトから見事な景観を楽しめます。眼下には海と町並みが広がり、森のむこうには遠く山々を望むことができます。

フィールド内を歩く。広田湾を見下ろす場所で手すりにもたれて景色を眺め、ゆったりした気分を味わうことができた

 

【その2】キャンプに慣れていない人でも楽しめる

サイトのバリエーションが豊富なので、キャンプ初心者はもちろんのこと

・キャンプ場でのコミュニケーションを楽しみたい人はフリーサイト

・プライバシーを重視したい人は区画サイト

・テント泊の苦手な人はキャビンサイト

など、さまざまなタイプの人がキャンプを楽しむことができます。

 

【その3】季節や天候を問わず楽しめる

陸前高田は東北地方でありながら積雪のあまり多くない地域です。そしてキャビンや「住箱」があるので、たとえ雪が降っても暖かい室内で過ごすことができます。冬のキャンプは空気が澄んで景色や星が綺麗に見え、暖かい食べ物や焚火のありがたみを存分に感じられるなど魅力がいっぱい。それでもやはり「寒いところでのキャンプは辛い!」と思う人も多いことでしょう。

 

屋内に炊事場やシャワー、そして泊まれる場所もある陸前高田キャンプフィールドは、まさに冬キャンプデビューにも適したキャンプ場です。暖かい室内からゆっくり雪景色を楽しむのも良いものです。もちろん雪中キャンプ大好き! というストイックなキャンパーさんにも楽しんでもらえるはずです。

 

なお1〜3月は、サニタリー棟が部分的に閉鎖されているので注意してください(https://sbs.snowpeak.co.jp/rikuzentakata/archive/20231214-008011.html)。

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