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第35回 エコ×エネ・カフェ「コミュニティデザインで考える『エコとエネのバランスした社会』 」開催速報

  • 2020年12月2日
  • 緑のgoo編集部
35回カフェ速報記事

 2020年11月24日(火)、第35回エコ×エネ・カフェ「コミュニティデザインで考える『エコとエネのバランスした社会』」 をオンラインで開催しました。

 エコ×エネ・カフェは「エコロジーとエネルギーのバランスのとれた社会の実現」を目指し、ゲストの話をきっかけに気軽で真面目な対話を楽しみながら学び合うJ-POWERの社会貢献活動プログラムです。2009年から始まり今年で12年目、通算35回目を迎えました。
 前回に引き続きオンライン開催となった今回も、社会人から学生まで、全国から多様な背景・価値観を持つ人たちが集いました。
35回カフェ速報記事

 今回のテーマは「コミュニティデザインで考える『エコとエネのバランスした社会』」。エコ×エネ・カフェの目指す「エコロジーとエネルギーのバランスのとれた社会の実現」とは、具体的にどのような社会なのでしょうか。
 思い描く理想の社会は一人ひとり異なっている上、コロナ禍や近年の異常気象で、私たちのエコとエネのバランスについての考え方も少しずつ変化が生じています。「SDGs」や「withコロナ」時代におけるエコロジーとエネルギーのバランスした社会について、言葉だけでなく具体案を共有しながら掘り下げて考えていきました。

 ゲストに、まちづくり・地域振興・観光に関するコンサルティングや住民参加型事業等のワークショップで活躍されているリードクライム株式会社 代表取締役の西 直人さんを迎えて展開しました。

35回カフェ速報記事 西 直人(にし なおと)氏
東北芸術工科大学 コミュニティデザイン学科 准教授
リードクライム株式会社 代表取締役

 「コミュニティデザイン」では、一人ひとりが描く理想の姿を共有していくことが重要になります。ゴールイメージが共有できていれば課題が明確化し具体的な解決策をともに考えることができますが、あいまいなイメージを共有してしまうと、課題の洗い出しや解決策を考えることが難しくなり行動に結びつかないことが多くあります。
 今回は「エコとエネのバランスした社会」のイメージを具体的に言語化して、他者とイメージを共有してみるというセッションにオンラインで挑戦しました。

ワークショップテーマ
「もしエコ×エネ改革担当大臣が新設されたら、企業と大学に何を義務付けますか?」

 ワークショップでは「もしあなたが、新設のエコ×エネ改革担当大臣のブレーンに就任したら “エコとエネのバランスした社会”実現のため、はじめに何を企業と大学にチャレンジしてもらいますか?」という問いをもとに対話を深めました。
35回カフェ速報記事 35回カフェ速報記事

 「環境教育を義務付ける」「ゴミの排出量を見える化する」「自分の使っている電力の内容を明確化する」「毎日1万歩を歩くことをノルマにする」「電力のないところへ毎年合宿に行かせて、体験を積ませる」「地方に3年間移住させる」など、バラエティに富んだたくさんの声が寄せられました。

エコ×エネ・カフェを終えて

 エコ×エネ体験ツアー「火力編」がきっかけで参加した大学生の小塚あかりさんは「地方創生や環境、エネルギー問題に興味があって大学で学んでいます。エコ×エネ・カフェでは学生だけではなく、多様な業界の社会人の方と意見交換することができて、勉強になりました。対話を通じ、アイディアを実行していくうえではさまざまな課題があります。それを乗り越えていくことの難しさを実感しました」と感想を聞かせてくれました。

35回カフェ速報記事

 次回の記事では、第35回エコ×エネ・カフェ「コミュニティデザインで考える『エコとエネのバランスした社会』」について更に詳しくご紹介します。トークセッションの様子もレポートしていきますのでご期待ください。

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