2020年9月25日(金)、第34回エコ×エネ・カフェ「エコ×エネ体験プロジェクトのこれまでとこれから~withコロナ時代におけるコミュニケーションとわたしたち~」をオンラインで開催しました。
エコ×エネ・カフェは「エコロジーとエネルギーのバランスのとれた社会の実現」を目指し、ゲストの話をきっかけに気軽で真面目な対話を楽しみながら学び合うJ-POWERの社会貢献活動プログラムです。2009年から始まり今年で12年目、通算34回目を迎えました。
初のオンライン開催となった今回は、社会人から学生まで、全国から多様な背景・価値観を持つ人たちが集いました。
今回のテーマは「エコ×エネ体験プロジェクトのこれまでとこれから」。新型コロナウイルスの感染拡大で人々の生活習慣が一気に変わったwithコロナの時代に、エコ×エネ体験プロジェクトの役割とは何か、何ができるのかについて、さまざまな観点から考えていきました。
トークセッションは「エコ×エネ体験プロジェクト」のメンバーであるキープ協会の増田直広氏(ますやん)、サイエンスカクテル代表の古田ゆかり氏(ゆかりん)の2名をゲストに迎えて展開しました(*高倉環境研究所代表の髙倉弘二氏は、欠席となりました)。
今回のオンラインカフェは、withコロナのコミュニケーションのあり方として、オンラインでつながるというチャレンジのひとつです。今までのエコ×エネ体験プロジェクトは実際に現場に行って五感を使って体験するということを大切にしてきました。withコロナ時代に、オンラインの良さを生かしてエコやエネを体験するにはどうすればよいのでしょうか。ゲストと参加者とが一緒になって、オンラインで対話しました。
トークセッション2では、参加者との対話を受けて、withコロナの時代にエコ×エネ体験プロジェクトの役割とは何かを具体的に話し合いました。
「家や地域にいることが増えている今、学んだことを日常の具体的な行動に落とし込めるよう、身近なところに目を向けるきっかけをつくることが大事」「この国をどうしていきたいかということに対する、責任ある視点を育てることが重要。今は現場で学べないけれど、エコ×エネ体験プロジェクトは今後とも現場へのトンネルであることを示しつづけたい」などの声がありました。
エコ×エネ体験ツアー水力編への参加がきっかけでエコ×エネ・カフェに参加した大学生の小林夏美さんは「今年は新型コロナの影響で、環境を学ぶ現場に直接行けなかったり、仲間と会えなかったりすることがたくさんありました。そのような状況でも、エコロジーやエネルギーのことを自分の身近な問題として捉えるための考え方が学べました」と感想を聞かせてくれました。
次回の記事では、第34回エコ×エネ・カフェ「エコ×エネ体験プロジェクトのこれまでとこれから」について更に掘り下げてご紹介します。トークセッションの様子もレポートしていきますのでご期待ください。