こんにちは。「家事コツ研究室」研究員のFumiです。お弁当から朝食、夕食、おやつまで大活躍する野菜と言えば、わが家では、じゃがいも!子どもたちが大好物なんです。そんなじゃがいも、冷凍保存できるという情報をキャッチ。じゃがいもは冷凍に不向きだと思っていたので意外でした!さっそく試してみましたよ♪
じゃがいもの冷凍方法には、大きく分けると、2種類の方法があります。では、順にやっていきましょう♪
1つ目の方法は、生のまま冷凍する方法。おすすめの使い道は煮物です。最初に皮をむき、使いやすい形にカット。水に10分ほどさらします。
水気をふき、ジッパー付き保存袋に入れて冷凍庫へ。これで完成です!この状態で1ヵ月ほど保存可能なのだとか。使うときは冷凍のまま、ポイっと鍋に投入できますヨ。
冷凍すると食感はホクホクよりも、ねっとり系に変わるみたい。今回はメークイン、新じゃが(皮付き)など数パターンで試してみました。
メークインは煮物にすると、冷凍保存してないものよりも、ねっとり食感が確かにアップしていました。
新じゃがの冷凍保存も、問題なくできましたよ。皮もおいしく食べられました~。
2つ目のじゃがいも保存方法は、マッシュポテトにして冷凍するもの。ポテトサラダやコロッケ、ポタージュスープにするのがおすすめなのだとか。
マッシュポテトは電子レンジ調理でもOK。皮をむいて小さく切り、水でぬらしたクッキングペーパーで包んで電子レンジで加熱します。この方法だとムラなく火が通ります!
柔らかくなったら、ジッパー付き保存袋に入れます。袋の上からすりこぎなどでじゃがいもをつぶし、マッシュポテトに。冷めたら平らにして、冷凍庫へ入れます。
この状態で1ヵ月ほど保存OKのようです。同時にマッシュにして冷蔵保存しておいたものと、食べ比べてみました。使ったじゃがいもの品種は男爵です。
食感は、冷凍するとホクホク感は減るのだとか。
わが家の食べ比べでも、冷蔵したものはシャキッとした食感がところどころ残っていて、冷凍保存したものは、しっとり柔らかい食感でした。それをふまえて料理をするといいかも!
では最後に、我が家で息子に好評だった、冷凍じゃがいものスピード調理おかずを2品ご紹介します!
1品目は、冷凍した新じゃが(皮付き、水にさらしていない)を使ったフライドポテト。ポテトを凍ったまま素揚げし、調味料を合わせてまぶすだけです!
今回は調味料にカレー粉・コンソメ顆粒各適量(4:3の割合)、塩、コショウ各少々を使いました。柔らかい食感で、新じゃがの皮がパリッと良いアクセントに。
冷凍マッシュポテトは、クリームチーズおやきに。マッシュポテト、牛乳、塩、パセリのみじん切り、クリームチーズを混ぜて丸めて表面に小麦粉をまぶし、油を熱したフライパンでこんがり焼いたものです。
じゃがいもがすぐ使える状態だと、「なんて便利なんだ!」と実感した今回。いろいろなレシピに挑戦する気がムクムク湧きましたよ♪よかったらぜひ試してみてくださいね。
写真・文/北浦芙三子