塩尻にイタリアン「ディアボラ」 1人でもグループでも、気軽に楽しんで

  • 2025年5月1日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 イタリア料理店「キッチン ディアボラ」(塩尻市大門七番町、TEL 0263-87-5988)が塩尻市役所近くに4月4日、オープンした。(松本経済新聞)

 小上がりを改装して設けたテーブル席

 店舗面積は約22坪、席数はテーブル、カウンター合わせて22席。すし店「小僧寿(す)し」やパン店「パパンガ」が入る敷地の一角。店名はイタリア語で「悪魔」の意味で、店主の奥原麻央さんが自身の名前と同じ音の「魔王」をイメージして付けた。

 店内は友人と協力して改装。仕切りをなくして小上がりの畳をはがし、テーブルも製作した。「家族や友人とテーブルを囲んだり、カウンターでさくっと飲んだり、気軽に楽しんでもらえれば」と奥原さん。

 ランチは、サラダとミニスープ、ドリンクが付く「パスタランチ」(1,600円)を提供。生麺を使うパスタは5種類から選べ、具をふんだんに入れた「ディアボラペペロンチーノ」、ツナとキノコのトマトソース「ボスカイオーラ」、今週のパスタのほか、200円増しで「自家製ベーコンのカルボナーラ」「ラグーボロネーゼ」もある。

 ディナーは、8種類のスパイスを調合した「鶏もも肉のスパイス焼き ディアボラ風」(1,200円)や「牛スネの赤ワイン煮込み」(1,650円)などメイン料理を用意する。ほかに、「自家製ベーコンと半熟玉子のポテトサラダ」(400円)、「本日のアヒージョ」「半熟とろフワオムレツ ボロネーゼソース」(以上980円)などの前菜や、パスタ、リゾットなども。ワインはグラス(500円)、ボトル(2,800円~)があり、イタリア産を中心に塩尻ワインなどもそろえる。

 奥原さんは松本市出身。高校卒業後は市内の居酒屋で働いていたが、20歳の時に上京。イタリアンレストランなどで10年ほど経験を積み、2016(平成28)年にUターンした。その後は、松本や安曇野の飲食店に勤務。「戻ってきた時に開業しようと考えていたが、そろそろと思っているうちにコロナ禍になり、そろそろ、そろそろと言っているうちにこのタイミングになった」と振り返る。

 妻のさやかさんの地元である塩尻で見つけた物件は、10年ほど前までおにぎり店「葦(あし)」が営業していた場所。「店の場所を説明すると、『葦の所ね』と言われる。そういう地域の皆さんにすぐ思い浮かべてもらえるような、よりどころとなる店にしていきたい」と意気込む。

 営業時間は、11時30分~15時、17時~22時。火曜定休(第3週は日曜・月曜定休で火曜営業)。

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