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【兵庫県 2024年版】 春の絶景・風物詩10選 花とハーブが咲きこぼれる天空の楽園

  • 2024年4月11日
  • CREA WEB

 寒さの中で力を蓄えた草木がパワフルに芽吹き、次々と花を咲かせて景色をカラフルに染め上げる春がやってきました。

 日本各地に、今しか見られない、かけがえのない美しい景色が広がっています。今回は兵庫県が誇る、春の絶景・風物詩をピックアップ。自然が織りなす奇跡の景色に会いにいきませんか?


◆神戸布引ハーブ園/ロープウェイ


神戸布引ハーブ園/ロープウェイ。

 標高400メートルの山上に位置する、リゾート施設「神戸布引ハーブ園」。テーマごとに12のガーデンがあり、四季折々の花とハーブが咲きこぼれる天空の楽園だ。

 観賞には特に花が最盛期を迎える、春から初夏が一番おすすめ! 山麓から山頂をつなぐロープウェイからは、全面ガラス張りのゴンドラ越しに、季節の彩りを纏うガーデンや山々の眺望を楽しめ、園内に一歩入れば、多彩な花々があふれる美しい世界を満喫できる。

 ラウンジやテラスで飲み物を片手にゆっくりと景色を眺める時間も至福。ハーブガーデンの最盛期には「ラベンダー&ローズフェア 2024」など季節限定フェアも開催するので、公式サイトでチェックを。

 ロープウェイ乗り場は、JR・地下鉄「新神戸駅」から徒歩5分とアクセスも良好なので、次のおでかけ先候補にぜひ。

ラベンダー&ローズフェア 2024

開催時期:2024年5月11日(土)〜7月7日(日)

神戸布引ハーブ園/ロープウェイ(ぬのびきハーブえん/ロープウェイ)

所在地 兵庫県神戸市中央区北野町1-4-3
https://www.kobeherb.com/

◆別宮の棚田


別宮の棚田。

 鉢伏山の中腹、標高約700メートルの位置に広がる「別宮の棚田」。山の斜面に約130枚の田んぼがあり、兵庫の最高峰である標高1,500メートルの氷ノ山を一望できる。

 四季折々の彩りを纏う姿はまさに日本の原風景であり、田植えに備えて水田となる春にしかお目にかかれない、水面に映る「逆さ氷ノ山」は絶景。

 逆さ氷ノ山を目当てに訪れるのなら、午前中がおすすめ。

見ごろの時期:4月下旬〜5月中旬ごろ

別宮の棚田(べっくうのたなだ)

所在地 兵庫県養父市別宮
https://www.hyogo-tourism.jp/spot/result/1061

◆花のじゅうたん


花のじゅうたん。写真提供:三田市観光協会

 三田市永沢寺の山里にある「花のじゅうたん」は、全国でも数少ない芝桜専門の庭園。

 全国から集められた50種類以上の花があり、4月中旬ごろには辺り一面が濃淡のピンクや紫色に染め上げられる。

 ゆるやかな丘が花で覆われる光景は、まさしく花のじゅうたん。庭園を散策すれば、芳しい花の香りに包まれる。

開園期間:4月中旬〜5月上旬ごろ

花のじゅうたん(はなのじゅうたん)

所在地 兵庫県三田市永沢寺170番地
http://www.hananojuutan.jp/guide/

◆パラグライダーから見る大自然


パラグライダーから見る大自然。

 兵庫県の中央東部に位置する丹波市は、人気のパラグライダースポット。雄大な自然を眺めながら、空中浮遊を満喫できる。

 市内の各スクールにはライセンスを取得できる本格的なコースもある。京都や大阪からも比較的近く、通いやすいところもポイント。

 風が心地のよい春は、パラグライダーには絶好のシーズン。大人からこどもまで体験できるので、鳥のように空を飛ぶ楽しさを味わってみて。

パラグライダーから見る大自然(パラグライダーからみるだいしぜん)

所在地 兵庫県丹波市内
https://www.city.tamba.lg.jp/index.html

◆グリナリウム淡路島


グリナリウム淡路島。

 淡路島で話題の「いちごピクニック」が楽しめる、「グリナリウム淡路島」。まるでイチゴが空を飛んでいるようなフォトジェニックな空間で、イチゴ狩りが体験できる。

 グリナリウムはイチゴやトマトなどを生産する農家が営む施設で、併設のレストランではイチゴやトマト、淡路産の食材を使ったさまざまなメニューを用意。緑あふれる景色を眺めながら、こだわりのトマト料理やイチゴスイーツなどを堪能できる。

※いちごピクニックは例年5月末ごろまで(2024年は6月2日まで)。詳しくは公式サイトをご確認ください。

グリナリウム淡路島(グリナリウムあわじしま)

所在地 兵庫県淡路市野島常盤1550
https://www.greenarium.jp/

◆鳴門の渦潮


鳴門の渦潮。

 鳴門海峡は、イタリアのメッシーナ海峡、カナダのセイモアナローと並ぶ、世界三大潮流の一つ。

 淡路島の福良港から出航する「うずしおクルーズ」では、目の前に迫るような迫力のある渦潮を眺められる。

 特に大きな渦潮が発生するといわれる春は、直径20メートルを超える大渦に出会える絶好のチャンス! 各サイトで見ごろの時間帯を確認してから出かけよう。

見ごろの時期:3月上旬〜5月上旬ごろ

鳴門の渦潮(なるとのうずしお)

所在地 兵庫県南あわじ市福良港(うずしおクルーズ乗船場)
https://www.uzusio.com/siomi/

◆淡路夢舞台


淡路夢舞台。

 淡路島北端に位置する淡路夢舞台は、土砂の採掘跡地に創られた広大なリゾート施設。建築家・安藤忠雄氏のグランドデザインによる施設群と自然が一体となって、壮大な景色を創り出している。

 敷地内には、山の斜面に沿って階段状に100個の花壇が並ぶ「百段苑」、日本最大級の温室「あわじグリーン館」、季節の花や緑が一年中楽しめる「淡路島国営明石海峡公園」などがあり、自然と溶け込みながらも存在感を示す、安藤建築を堪能できる。

淡路夢舞台(あわじゆめぶたい)

所在地 兵庫県淡路市夢舞台2番地
https://www.hyogo-tourism.jp/spot/result/909?a-6=6&c-5=5&q=

◆白毫寺の九尺藤


白毫寺の九尺藤。

 丹波市にある慶雲2年(705)に開基された天台宗の古刹、白毫寺。

 本尊はインドから伝えられたという薬師瑠璃光如来で、眉間の白毫から神々しく瑞光を放っていたことから、「白毫寺」(びゃくごうじ)と名付けられたのだそう。

 境内では四季折々の花が楽しめるが、とりわけ4月の桜そして、5月の九尺藤はシャワーのように垂れ下がって人々を魅了する。

白毫寺の九尺藤(びゃくごうじのきゅうしゃくふじ)

所在地 兵庫県丹波市
https://www.hyogo-tourism.jp/spot/result/1035

◆おの桜づつみ回廊


おの桜づつみ回廊。

 小野市古川町から住永町まで、全長4キロメートルにわたる、西日本最大級の規模を誇る桜並木。見頃は3月下旬から4月上旬。

 江戸彼岸、大島桜、染井吉野、八重紅枝垂、思川と、5種類の桜が上流から下流へ、開花順に植樹されているので、桜を長く楽しめる。

 見頃の時期でも都市部ほど混雑せず、また、市内にいくつもの桜の名所があり、ゆったり桜を楽しみたい人におすすめだ。

おの桜づつみ回廊(おのざくらづつみかいろう)

所在地 兵庫県小野市
https://www.hyogo-tourism.jp/review/100

◆たんとう花公園


たんとう花公園。

 但馬地方の春の名物、たんとう花公園の100万本のチューリップ。のどかな里山の一角に、約300品種・100万本のチューリップが咲き誇る。

 赤、黄、ピンク、紫と濃淡を交えた鮮やかな色であたり一面を染め上げる様は、圧巻の光景だ。見ごろは4月中旬〜下旬。

たんとう花公園(たんとうはなこうえん)

所在地 兵庫県豊岡市但東町畑山
https://www.hyogo-tourism.jp/review/101

※記載されている「見ごろ」は例年のものです。気候等により変動する場合がございます。
※施設の休業、イベントの中止・延期の可能性がございます。事前にご確認ください。

文=佐藤由樹
協力=兵庫県公式観光サイト「HYOGO!ナビ」

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