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創業160年を越える浅草寺門前の老舗「梅園」で、名物甘味の数々に舌鼓♪

  • 2023年5月3日
  • ことりっぷ


1854(安政元)年創業の浅草の甘味処「梅園(うめぞの)」。東京の一大観光スポット・浅草寺の門前に店を構え、160年以上の歴史をもつこちらのお店では、半つきに仕上げた餅きびに温かいこし餡を乗せた看板メニューの「あわぜんざい」のほか、国内産の天草を使った風味ある寒天に、黒砂糖や水飴をブレンドした黒蜜をかけていただく「あんみつ」や、一枚一枚ていねいに焼き上げられた「どら焼」など、シンプルながら奥深い味わいの甘味がずらり。テイクアウトもできるので手みやげにもぴったりです。
東京メトロ銀座線浅草駅から徒歩3分、都内の人気観光スポット・浅草寺の門前にある甘味処「梅園」。おみやげ処が連なる有名な浅草仲見世通りのひとつ隣の通りに店を構え、160年以上もの歴史を持つ老舗です。1854(安政元)年に浅草寺の別院・梅園院の一隅に茶屋を開いたのが始まりで、屋号「梅園」もそれに由来します。初代は元祖あわぜんざいで好評を博し、東京名物に数えられるようになったのだそうです。
店内は昔ながらの甘味処という雰囲気でほっとできます。浅草寺のすぐそばということもあり、週末は観光客でにぎわいますが、平日の午前中なら比較的空いていて狙い目です。
入り口のレジで注文をしてから席に着くスタイル。食券も梅を思わせるピンク色でお花のようなモチーフもあしらわれ、とってもかわいいです。
甘味処の人気メニューといえば「あわぜんざい」。梅園のあわぜんざいのお餅は、あわではなく餅きびを使っています。餅きびを半搗きし、煉りあげて蒸したあと椀に盛り、じっくり炊いたこし餡を合わせたシンプルな逸品です。
半搗き仕上げた餅きびのほのかな渋みとプチプチした食感がアクセントになっていて、ほのかな渋みがあり、香ばしい香りが口中にひろがります。餡のこっくりした甘さとも相性抜群です。箸休めに添えられているシソの実の塩漬けを一口はさむと、餡の甘さがいっそう引き立てられます。
洋風の甘味もあります。こちらは梅園パフェ(抹茶)。他に黒蜜きなことチョコがあります。ちょこんと乗った三食団子がなんともキュート。さまざまな素材が層になっていて、見た目も美しいです。
中にはわらび餅や抹茶アイス、バニラアイス、スポンジ、生クリームなどが重ねられていて、食べ進める度に違った味が登場してきて楽しいです。
そして「梅園」といえば忘れてはならないのが「あんみつ」。お店の顔ともいえる人気メニューです。こちらは白玉とアイスクリームが乗った人気No.1の白玉クリームあんみつ。
あんみつには、国産の天草を使った歯ごたえのある寒天に、薄塩味の赤えんどう豆、北海道産小豆を使ったなめらかなこし餡が乗り、さらに求肥や甘ずっぱいみかんとあんずをトッピング。そこに紅白の白玉とバニラアイスが加わったボリューム満点の一品です。
添えられている黒蜜をかけていただきます。黒蜜はとろっと濃厚で、甘さもしっかりあり、食べ応えのある味わい。自家製の寒天にもしっかり絡んでおいしく食べられました。
お店と同じ味を自宅で手軽に楽しめるおみやげも充実しています。
こちらは百貨店の売り場などでも販売されている人気の「あんみつ」のおみやげカップ。
カップの下の段には自慢の寒天が入っていて、上蓋にはこし餡、求肥、赤えんどう豆、みかんとあんずもしっかりと。黒蜜も添えられていて、まさにお店の味が再現できます。
ずっしりと存在感のあるどら焼もおすすめです。手のひらくらいの大きさがあり、職人が一枚一枚焼くふわふわの生地が特徴です。店のロゴの焼き印があるの方は、中に北海道産の小豆を使ったつぶ餡が入っています。一方、栗の焼き印のある方は白いんげん豆で作った白餡に栗粒をたっぷり入れた栗きんとん餡を黒糖入りの香ばしい生地ではさんでいます。年配のファンもいるそうで、老若男女問わず人気の商品です。
持ち帰り用の商品は鮮やかなピンクがかわいいこんな紙袋に入れてもらえます。梅の木や花も描かれていてなんだか縁起がいいですね。お店で甘味を楽しんだあとは、ぜひ店頭のおみやげもチェックしてみてくださいね。

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