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里山の風情を感じる温泉街さんぽ♪黒川温泉のおすすめスポット5選

  • 2021年12月18日
  • ことりっぷ


熊本県の北東部、自然豊かな山間に湯けむりが上がる黒川温泉。温泉街の中心を流れる田の原川沿いに軒を連ねる30軒の温泉宿での湯めぐりをはじめ、地元食材を使った料理やおみやげ、食べ歩きできるスイーツなど、あれこれ立ち寄りながらの散策も楽しめます。名湯に浸かったあとは、四季の移ろいを感じる風情ある温泉街を散策してみましょう。
温泉街の中心部あるのが、田の原川に面した温泉公園。田の原川に架かる丸鈴橋そばにある駐車場から少し高台に上った場所にあります。ここからは、木々の移ろいや湯の花で茶色に染まった石垣など、この町ならではの温泉街の暮らしを感じる景色を見ることができます。散策途中の休憩場所にもおすすめです。
温泉公園から少し西へ歩くとあるのが「パティスリー麓」。名物のシュークリームをはじめ、プリンや季節のタルトなどのスイーツがそろうお店です。シュークリームは、サクサク食感の塩麹のクッキーを使った生地に、塩麹とジャージー牛乳を使った柔らかいクリームがたっぷり。食べ歩きする人も多い人気メニューです。
ほかにも、小国ジャージャー牛乳と阿蘇で採れた新鮮な卵を使った「ジャージーミルクプリン」や、カカオ78%のチョコレートと生クリーム練りこみ、ビターに仕上げた「果菓坂ショコラ」など、おみやげにぴったりなスイーツがそろっています。
ランチにおすすめなのが、阿蘇のあか牛を使った料理が味わえる「わろく屋」。黒川温泉で最も歴史のある温泉宿「御客屋」が手がける食事処です。地元、南小国町で育ったあか牛をはじめ、自家農園で栽培した米や野菜を提供しています。おすすめは、あか牛のサーロインステーキとローストビーフをメインにした贅沢な「あか牛御膳」。サラダやデザートも付いて見た目も華やかです。
ランチメニュー以外にも、小国ジャージー牛乳をアイスにかけていただく「アフォガード」や自家製ヨーグルトなどのスイーツ、自家農園で収穫したお米と野菜を使った「農おこめクッキー」などみやげものもあります。明治時代の古民家を移築して作られた店はレトロな雰囲気で、のんびりとくつろげます。
温泉街の中心部から少し離れた県道沿いには、自社で牛の生育から乳製品の製造まで一貫して行う「山のいぶき」があります。こちらでは、タンパク質やミネラルが豊富で濃厚な味わいのジャージー牛乳を使った牛乳やヨーグルトなどの乳製品が人気です。
低温殺菌することで牛乳本来の旨味と香りを生かした牛乳は、搾りたての牛乳のように栄養分もたっぷり。さらに、乳脂肪に手を加えないノンホモジナイズ製法で、クセがなくスッキリした味わいです。
直売所では毎朝牧場から運ばれる搾りたての牛乳を使った乳製品が購入できるほか、時間によっては製造過程が見学することもできます。自社で作る「山吹色のジャージー牛乳」を使った濃厚ながらさっぱりしたあと口のソフトクリームも味わえます。
温泉街の中心部には、創業100年を誇る老舗「後藤酒店」があります。湯めぐりのお供におすすめな地ビールをはじめ、地酒や地焼酎、ワインなど種類豊富なお酒が購入できます。
人気の地ビールは地元の湧水で醸造した味わい深く飲みやすいクラフトビール。フルーティーな香りとマイルドな味わいのペールエール、ホップが効いたキレのあるピルスナー、芳醇でまろやかなダークラガーの3種があります。同じく湧水を使った地サイダーや地下300mの岩肌に磨かれた鉱泉水をボトリングしたミネラル水など、この場所ならではの商品に出合えます。
さらに、県内でここでしか販売していない希少な焼酎や、熊本県産のブドウを使った黒川温泉オリジナルのワインなども販売。温泉街で唯一、夜の22時まで営業しているお店で、地元の人からも重宝されています。
小さな温泉街にこの町ならではの景勝地やお店が点在する黒川温泉。昔ながらの里山の風情を感じながら、のんびりと温泉街を散策してみてくださいね。
「ことりっぷマガジン冬号 Vol.31」の〈すてきな人がいる 町に Vol.7〉では旅館山河の若女・後藤麻友さんに里山の風情を感じる温泉街・黒川温泉のエシカルな取り組みや冬のイベントをなどを紹介してもらっていますので、是非本誌もチェックしてみてくださいね。

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