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京都・八坂の塔で人気のカフェが西院にお引越し!「ROCCA & FRIENDS FLOW KYOTO」

  • 2021年12月5日
  • ことりっぷ


五重塔や京都タワー、鳥居、大文字山の「大」など京都のシンボルをかたどったクッキーをのせて京都の情景を表現するラテが人気を博した、八坂の搭そばのスタンド「ROCCA&FRIENDS TRUCK」。2020年6月、タルトと焼き菓子、コーヒーが楽しめる「ROCCA & FRIENDS FLOW KYOTO(ロッカアンドフレンズフローキョウト)」としてイートインスペースを備えて中心部から少し西の「西院」へ移転&リニューアル。新たな話題を呼んでいます。
阪急・西院駅から西大路通を北へ4分ほど。コンクリート打ちっぱなしのクールなビルの1階にあります。「TRUCK」時代とはコンセプトもがらりと変え、ハーブやスパイス、茶葉やお花を使ったタルトや焼き菓子などの自家製スイーツとコーヒーを販売するパティスリーに。淡いグレーと白が基調のシンプルな空間には、グレイッシュトーンのドライフラワーがさりげなく飾られています。ショーケースには、タルトを中心に、パウンドケーキやガトーショコラなど定番のもの、季節のカップドルチェまで全部で12種ほどが並んでいます。
ふたりのパティシエがアイデアを出し合って作り出すスイーツは、シンプルだけれど、盛り付けや色づかいがとても綺麗! それもそのはず、パティシエの高橋さんは、パティシエになる前に美術を学んでおられたそう。焼き菓子には、タイムやローズマリーといったハーブのほか、シナモンやオールスパイス、茶葉はアールグレイや抹茶などを使用しています。見た目や食感の良さはもちろんのこと、こうしたプラスアルファの工夫による香りの共演が楽しめるのも魅力。高橋さんは、「ひとつひとつ試行錯誤を繰り返して作っているので、どの商品も主役なんです」とほほえみます。
SNSでも人気なのは、1〜2か月ごとに変わるカップドルチェ。取材に伺ったのは、日に日に秋が深まるころで、「りんごとアールグレイ」でした。フレッシュなりんごの下は、生クリーム、りんごのコンポートやゼリー、アールグレイのゼリーやパンナコッタが層になっています。サクサクのクランブルがアクセント。これまでのカップドルチェをさかのぼると、「マスカットとエルダーフラワー」、「桃のパンナコッタ」、「マンゴーのパンナコッタ」、「あまおう苺のパンナコッタ」など。次はどんなドルチェがお目見えするか、楽しみですね。
この日、ショーケースに並んでいたタルトは、濃厚なさつまいもクリームの中にさつまいも煮が潜む「さつまいもとアールグレイのタルト」、自家製カスタードがたっぷりの「季節のフルーツタルト」、「りんごとオールスパイス」など、秋の味覚がいっぱい!定番のケーキは、外は香ばしいカラメル、中はプリンのような「バスクチーズケーキ」、口のなかでチョコレートがほろりとほどける「ガトーショコラ」が並んでいました。
秋ならではのモンブランも。「コーヒーとモンブラン」は、フランス産のマロンペーストをたっぷり使ったマロンクリームの中にオリジナルのコーヒーで作ったゼリーが潜んでいます。栗のコクのある甘さとコーヒーのほろ苦さがよく合います。
「りんごとオールスパイス」は、シナモン・クローブ・ナツメグをブレンドしたような深い香りをもつオールスパイスを使い、旬のりんごを焼き込んだタルト。シナモンはアップルパイのパートナーとしておなじみのスパイスなので、オールスパイスとりんごの相性もぴったりです。スパイスがあまり得意でないスタッフにも人気とのこと。焼き菓子と一緒に味わいたいコーヒーは、「ROCCA&FRIENDS TRUCK」時代から評判だった豆を使用。しっかりとしたコクとフローラルな華やかさの両方を感じる、バランスのよいオリジナルブレンドです。
タルトや焼き菓子をテイクアウトして、お家や宿で楽しんだり、ドリンク片手に散歩したり、イートインスペースでほっとひと息ついたり。さまざまに活用できるのでおすすめです。

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