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藍にふれ、海を眺めてのんびりと。凛としたブルーが満ちる癒しの時間「アオアヲ ナルト リゾート」

  • 2021年4月21日
  • ことりっぷ


徳島阿波おどり空港から車で約25分。きらめく海沿いをドライブすると、辿りつくのが瀬戸内海国立公園内のオーシャンフロントホテル「アオアヲ ナルト リゾート」です。
こちらのホテルには、徳島が誇る伝統工芸「阿波藍」の職人が丁寧に作り上げた、限定4室の「阿波藍ルーム」があります。室内を彩るのは、職人技が光る上質な藍色の数々。夜は館内のフレンチレストランで「藍」を効果的に使ったディナーも楽しめます。藍にふれ、波音を聞きながら、特別なブルーの世界へトリップしてみませんか。
外観は、ヨーロッパ調でまるで海外にいるよう!ホテルへ到着した瞬間から、非日常の空間への期待が高まります。瀬戸内海に寄り添うように、メインタワーとサウスタワーの建物が立ち並び、それぞれが廊下でつながっています。
こちらのホテルは、もともと「ルネッサンス リゾート ナルト」の名前で運営してきましたが、2019年4月、「アオアヲ ナルト リゾート」に変わりリブランドオープンしました。ちょっと変わった「アオアヲ」とは、縄文時代の古代文字「ヲシテ文字」がモチーフ。日本語の「アオ(青)」や「会う」の語源にもなっているんですよ。
客室は全部で16タイプ。なかでも特徴的なのが、208室中4室しかない「阿波藍ルーム」です。5人の職人が自分色に仕上げたお部屋は、「鳴門の渦潮」や「阿波おどり」など、テーマもさまざま。本物の藍をすぐ間近に体感できる「泊まれるギャラリー」として、注目を集めています。
徳島県では江戸時代から藍染めが続いていますが、現在、天然藍をもとにした染料(すくも)を作れる藍師は、たった5軒のみ。こちらのホテルでは、徳島県のバックアップのもと、徳島の貴重な資源である「すくも」を使った本藍染の「阿波藍ルーム」を作り上げました。
紺屋 古庄藍染處の六代目・古庄紀治さんが手掛けた「阿波藍ルーム」は、凛とした空気に包まれながらも、温かみがふんわり漂ってくるような心地良さを感じます。
そして、「阿波藍ルーム」のもう一つのお楽しみがテラス。ミニテーブルと椅子が置いてあり、瀬戸内海の穏やかな海を眺めながら、ゆったりとくつろげます。
ホテルでひと息つくなら、メインタワー1Fにある「テラスカフェ オーゲ」がおすすめ。オーシャンビューの絶景が見渡せる、非日常で心癒される空間です。
夏は敷地内にあるプライベートビーチやプールで、ゆったりと流れる時間に身を任せながら過ごしてみるのもいいですね。潮風が吹き抜ける心地よい空間は、時間を忘れてしまいそう。
1Fに露天風呂、最上階に展望風呂と、計4つの浴槽が備えられているのもうれしいところ。海に昇る朝日や月の光の道を眺められる天然温泉で、日常の疲れをリセットしてくださいね。
なめらかなお湯は、肌にやさしいナトリウム塩化物泉。塩分が多いため、保温・保湿効果が高い美肌の湯です。
ディナーはホテル最上階のメインダイニング「フォーシーズン」で、食べる藍を楽しみましょう。こちらのレストランでは、鳴門の海が育んだ海の幸や阿波のブランド肉、新鮮なお野菜と一緒に、藍を取り入れた創作フレンチ「阿波藍ディナー」を堪能できます。
あまり知られていませんが、藍は栄養価が高いスーパーフード。コレステロール値を下げたり抗酸化作用が高いことから、昔から徳島では藍を民間薬として食してきました。味や香りは言われないと分からないほどですが、美容や健康に効く藍を体に取り入れていると思うと嬉しくなりますよね。
夕食もさることながら、朝食のバイキングも評判です。オープンキッチンで作る鳴門わかめ入りだし巻き卵や炭火で焼き上げる干物、鳴門金時サラダや鳴門わかめ茶碗蒸し、ご当地グルメの鳴ちゅるうどんなど、多彩なメニューがずらり!まぐろ・ハマチなどの海鮮漬けとたまごのソムリエ「小林ゴールドエッグ」のこだわり卵で贅沢海鮮丼もおすすめです。
さらに旅の思い出を深めたいなら、館内の「阿波の國」で行われている阿波藍染め体験にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。こちらは、週末限定で開催。貴重な「すくも」を使ったオリジナルのハンカチを30分ほどで作れますよ。
海を見ながら非日常気分が味わえて、藍に囲まれ、藍を味わう。どんな時間も、きっと忘れられない特別なものになるはずです。

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