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古い旅館の面影が残る一軒家カフェ「古民家カフェapricot」でいただく和風パフェ

  • 2021年1月6日
  • ことりっぷ


陸奥湾が目の前に広がる浅虫温泉。温泉街のすぐそばにある「古民家カフェapricot(アプリコット)」は、浅虫銘菓をトッピングに使用した抹茶あんみつパフェが人気のカフェ。和と北欧テイストのインテリアが調和した店内で、ほっこりカフェタイムを過ごしてみませんか。
青い森鉄道浅虫温泉駅から徒歩4分ほど。温泉街から一つ細い道に入った住宅街に「古民家カフェapricot(アプリコット)」はあります。
「あんず旅館」として営業していた築100年以上の元旅館を、カフェとしてリノベーション。飲食店が減ってきた浅虫の町に『人が集まれるコミュニティスペースを作りたい』という思いを込め、店長・成田さんが2018年6月にオープンさせたアットホームなお店です。
ガラス戸の玄関から靴を脱いで店に入ると、目の前には赤い絨毯の階段が現れ、旅館として営業していた大正時代にタイムスリップしたかのよう。レトロな雰囲気が漂う和室には、旅館で使われていた古道具やカラフルな北欧雑貨が並び、思わず長居したくなるほど心地の良い空間です。
暖かな雰囲気の店内で食べたいメニューの一つが、「久慈良餅(くじらもち)入り抹茶あんみつパフェ」。器からこぼれんばかりの粒あんや、みずみずしいフルーツがトッピングされた見た目に心おどります。キューブ型にカットされた薄茶色の餅は「久慈良餅(くじらもち)」という浅虫銘菓。クジラが入っているわけではなく、こし餡、砂糖などを蒸しあげ、香ばしいクルミを混ぜた地元で愛される餅菓子です。
ひと口ほおばれば、こし餡の優しい甘さにもっちり食感の久慈良餅と、カキ、ブドウなど旬の県産フルーツの甘酸っぱさが口の中いっぱいに広がります。ほろ苦い抹茶アイスや、底のほうにはサクサクしたシリアル、抹茶味の寒天も入っているので、組み合わせを楽しみながら食べてみましょう。パフェにのった久慈良餅を気に入って、近くの商店街でお土産として買っていく人も多いそうですよ。
スイーツのほか食事メニューも充実。この日は、ごはんとメインのおかず、副菜3~4種類をバランスよく盛り付けた目にも鮮やかな「ワンプレート」をいただきました。しっとりジューシーなグリルチキンやじゅわっとうまみがあふれるナスのソテー、ほっくり甘く煮たサツマイモなどのおかずを一皿で味わえます。「ワンプレート」はその日仕入れた浅虫や県産の素材を使用しているので、おかずの内容は注文時に聞いてみてください。営業時間内はいつでも食べられるので、遅めのランチで利用できるのもうれしいですね。
カフェメニューは、青森県産いちじくの入ったふわふわ食感のマフィンや、浅虫温泉の飲泉所で作る温泉卵が乗ったタコライスなどすべてお店で手作り。全品テイクアウトOKなので、天気のいい日はビーチにあるベンチに座って陸奥湾を眺ながら味わってみるのもいいですね。
「apricot」は店長の成田さんとご両親の3人で切り盛りする小さなお店。週末や祝日は満席になることもあるので予約してからの来店がオススメですよ。
浅虫温泉観光の際は、ノスタルジックな雰囲気を満喫できる「古民家カフェapricot」をぜひ訪れてみてください。

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