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富山を離れるあなたにエールを。 県外に進学・就職する若者を応援する「I’m Your Home.」プロジェクト

  • 2024年3月20日
  • コロカル
「富山県が、いつでも帰れる場所」だと、 富山を離れる若者たちに伝えたい

春は旅立ちの季節。富山県では県外に進学・就職する若者を応援する「I’m Your Home.」プロジェクトが2023年から始まっています。

第2弾となった2024年は、生活のさまざまなシーンで若者たちが関わってきた25組の人たちによる応援メッセージ動画が公開されています。名付けて「街角から“いってらっしゃい”スナップ動画」です。

生まれ育ったふるさと、または学生時代を過ごした思い出ある場所から、新しい土地に旅立つ若者は夢と希望、不安が入り混じっていることでしょう。

現在約100万人の人口を抱える富山県は「幸せ人口1000万人」というビジョンを掲げています。この県民の10倍である「1000万人」という数字には、富山に関わるすべての人が富山の仲間だという意味が込められています。富山で生まれ育ったり、学生時代を過ごしたりしたけれど、今春から別の土地に移る人たちだって、これからもずっと富山の仲間で、いつでも歓迎するということです。

「I’m Your Home.」プロジェクトは、新しい生活に夢と希望、不安が入りまじった気持ちをもつ若者たちを、「大丈夫。」と気持ちよく背中を押すこと、そして「富山県が、いつでも帰れる場所」だと感じてもらうことが大切だと立ち上げられました。

この企画のスタートは2023年。初年度のテーマは「親から旅立つ子供たちへ」で、保護者から旅立つ子どもたちへの、応援のメッセージと本音の言葉が並べられてまちに掲示されました。

2年目となった2024年は暮らしのさまざまなシーンで若者と関わる25組の人から、「街角から“いってらっしゃい”スナップ動画」として、お祝いや励ましの言葉を収めた動画を集めました。

撮影に協力したのは富山大学五福キャンパスからほど近い場所にある飲食店のスタッフさん、高校や高等専門学校の先生たち、後輩に当たる高校2年生、富山市内のビジネス交流施設のスタッフさんや、自動車教習所の教習指導員さんに、富山県内を走る鉄道の車掌さんやバスの運転手さんなど。富山県知事も特別出演しています。

25組の人たちからの言葉は、まさに25通り。

〈あいの風とやま鉄道〉の車掌さんからは、「あなたにしか味わえない経験や新たな出会いが待っています。全て価値があり、成長の糧になると思います」

〈立山山麓スキー場〉のスタッフさんは、「県外に行くとふるさとの良さがわかると思う。若いうちにいろいろ経験して、いろんなところにも行ってみてほしい」お弁当屋さんのおじさんは、「しんどかったらいつでも帰ってきて、おっちゃんの弁当を食べにきてね」と語りかけます。

初めてのことだらけで戸惑いを覚えたときや、ふるさとが恋しくなったときにその言葉や話す人の表情、景色まで見たくなる動画ばかりです。

この「街角から“いってらっしゃい”スナップ動画」は、それぞれ1分ほどの長さ。InstagramやTikTok、YouTubeで見ることができます。

この「街角から“いってらっしゃい”スナップ動画」は、それぞれ1分ほどの長さ。InstagramやTikTok、YouTubeで見ることができます。

動画の収録とともに撮影された写真「“いってらっしゃい”スナップ」は応援メッセージと一緒に県内の多くの高校で卒業式が行われた3月1日(金)1日限定でJR富山駅構内に展示されました。

この春、富山を飛び立つ人はもちろん、ふるさとを出て都市部で暮らす人たちにとっても、富山を身近に感じられそうですね。

そんな「幸せ人口1000万人」をビジョンに掲げる富山県では、富山県に興味をもった人も含めて、関わるすべての人たちが新たな豊かさにつながる公式ポータルサイト「doors TOYAMA(ドアーズ富山)」もスタート。ウェルビーイングを感じる暮らし方や働き方、場づくりなど、富山県の新しい一面にもフォーカスした記事が掲載されています。こちらもぜひチェックしてみてください。

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富山「I’m Your Home. 」プロジェクト

Web:I’m Your Home. プロジェクト公式サイト

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Saori Nozaki

野崎さおり

のざき・さおり●富山県生まれ、転勤族育ち。非正規雇用の会社員などを経てライターになり、人見知りを克服。とにかくよく食べる。趣味の現代アート鑑賞のため各地を旅するうちに、郷土料理好きに。

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