雲南省南部の旅から戻った、ワモンチョウの大量発生を見に行ったのだが、雨に祟られたり、と十分な撮影はできなかったかなと思う。けれど、面白い蝶にもいくつか出会えた。ホソチョウもその一つで、台湾と雲南省からタイ北部に分布している蝶だ。
以前台湾で撮影したものとは以前台湾で撮影したことがあるが、雰囲気がずいぶん異なっていて、最初、ホソチョウと思い、次の瞬間に腹部が見えたら、マネシアゲハではとおもったほどだ。
タイ北部の2000mの高標高地で撮影したものに近いのだろう。タイ北部のものは亜種sordice。他に雲南省にはyunnanaと言う亜種が記載されている。
雲南省は今回の旅で蝶で面白かった場所はホソチョウを撮影した1箇所で、雲南が台湾の蝶と深く繋がりがあることを示し、またタイ北部の山岳地帯の蝶も、この地域が起源であることを感じさせてくれた。
この日はミャオ族の村を撮影に行ったのだが、村自体はそれほど面白くなかったが、周辺では素晴らしい蝶が多く見られた。
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