昆虫学者と言えば、標本蒐集をしている人が多い。アマチュアはコレクションを重視する人が未だに多い。フランスでも同様で、老舗の標本店がある。
ファーブルの研究は生きた昆虫の行動の観察や実験が主で、標本はそのために集めたものしか蒐集しなかった。
しかし、化石や植物などは集めているので、実際には蒐集癖は今の昆虫学者同様にあったと思う。
ただ興味のために昆虫を蒐集することには嫌悪感を持っていたのかもしれない。確かに当時は昆虫標本を集めるのはブルジョワ趣味ではあった。
これ1冊読めばファーブル昆虫記を全部読んだほどの知識が身につくと言う本を今年出版した。
「ファーブル昆虫記 誰も知らなかった楽しみ方」伊地知 英信 さんとの共著。だ。またファーブル生誕200年にちなみ、ファーブル昆虫記について語った動画をアップししてあります
番組の中頃に出演しています『ビヨンド・ファーブル~生誕200年の新・昆虫記~』
2023/12/8(金)後9:05~10:34【BSP4K】(89分)
※BS 2K版の放送は別途
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