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海野和男のデジタル昆虫記

OM-1 正式発表

OM-1 正式発表
2022年02月15日

オリンパス改め、OMデジタルソリューションから初めてのミラーレスカメラが今日発表され、まもなく発売となる。
その名も0M-1というぼくらの世代には懐かしい名前だ。新宿のOMシステムプラザでも17日頃からOM-1での作品や実機を見られると思う。
見かけや大きさははE-M1 Mk3 とよく似ている。本来ならこのカメラを持って南の国へ撮影に行くのだが、今のご時世、それもかなわない。12月末にカメラを手にすることができたが、沖縄とて1月は最も時期が悪く、蝶はいてもマダラチョウ以外はほとんどボロという季節。仕方なしに、ニジイロクワガタの深度合成写真を撮ってみた。
OM-1は電子シャッターでの連写速度がとんでもなく速いようだ。何と秒120コマ。
これに伴い、proキャプチャーSH1は秒120コマで、70コマ遡った場面から記録できる〔従来は35コマ)
ProCapSH2は秒25コマでAF追従のようだ。そんなにたくさん撮りたくない人にはProCapは秒5〜20コマを選択できる。 
現実的には蝶などはproキャプチャーSH1で秒60コマ、プリ連写枚数30枚程度。もっと速い動きをする甲虫や蝶でもセセリチョウなどは秒120コマで、プリ連写枚数50枚程度が使いやすいと思う。3月になったら石垣島へ行きたいなと思っているから、その時に試したいと思う。
深度合成にも電子シャッター連写速度が速くなったのは朗報で、恐らく、今までの半分の時間で撮影が完了するのだと思う。使ってみた感じでは8枚撮るのに0秒ぐらいしかかからないと思う。いずれにせよ手持ち深度合成の失敗はかなり少なくなるだろう。ハイレゾショットもこの恩恵を受けるだろう。また読み込み速度も約2倍になったようで、ローリング現象の低減、電子シャッターでのフラッシュ同調速度も当然上がり、電子シャッターの不利な点はづいぶん改良されたと思う。
またぼくにとって,最も嬉しい機能は動画撮影で、秒240コマに対応したことだ。これでハイスピードミラーレスでは現状最高峰のパナソニックのGH5Sに並ぶ。(ただし、22日には動画機としては多分最高性能のGH6が公開される予定)

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