大学時代から、留年して日高研究室に居候していたときの話です。ぼくが研究室に入った当時は日高先生はモンシロチョウが外部の世界をどう見ているかという研究をされていました。そしてゼミで、1942年発行のCottのAdaptive Coloration in Animalsという本に出会った。それがぼくが擬態の写真を撮り続ける原点になったのである。ところがぼくはその本はもってはいない。入手するべきだったと悔やまれる。
今はこうした本もインターネットで読むことができる時代になった。
今回、その本を図版だけぱらぱら見返してみると、当時ゼミでやったのはごく一部だったことに気がついた。ぼくが擬態をやるようになってから出会ったさまざまな事象の素晴らしいイラストが豊富に入っていた。写真はメダマヤママユ
日高研究室で学んだこと(日本動物行動学会日高賞受賞記念講演2/6)はこちら。
第1回、日高さんとの出会いはこちら。
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