南米に住む動物の糞に集まるニジダイコクコガネはたいへん美しい。光の当たり方で、色が変わる構造色の持ち主だ。南米のダイコクコガネも夜行性だと思っていたが、昼間の暑い時間に活動する。しかも日当たりの良い場所に飛来する。ジャングルの中で用を足したら、10分も経たないうちにミドリツヤダイコクコガネが飛来した。強い日の光を跳ね返しぎらぎらと輝いていた。体温調節にも役立つだろうし、仲間同士のコミュニケーションにも役立ちそうだ。そういえば日本の糞虫ではオオセンチコガネが群を抜いて美しく輝くが、オオセンチコガネもまた昼間に活動する糞虫だ。昼間活動する糞虫は美しい。ペルーの糞虫の動画をアップしました
熱帯の甲虫については甲虫 カタチ観察図鑑をご覧下さい
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