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海野和男のデジタル昆虫記

62年前のぼく

62年前のぼく
2020年11月15日

今日の東御市での講演はぼくと、この辺りとの関わりからお話しします。
ぼくがはじめて、東信を訪れたのは昭和33年の7月。当時はその前の年から、母親が家庭塾をやったので、少し経済的に余裕ができて、夏休みに数日間の家族旅行をすることになっていました。行き先は末っ子のぼくが行きたい蝶のいる場所です。採集地案内みたいな本の中軽井沢のページを、兄が筆記して持ってきてくれました。当時はコピーもなかったのです。母親や兄に感謝です。
選んだのは中軽井沢から行かれる峯の茶屋と追分。そこではじめて信州の憧れのチョウたちとであったのです。11才になったばかりでした。写真は追分駅近く。ここでオオヒカゲを捕ったのが鮮明に記憶に残っています。写真はぼくのフジペットで撮ってもらいました。
次の年は菅平や志賀高原。菅平で見たチョウの集団吸水が、写真家の原点の一つになりました。

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