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海野和男のデジタル昆虫記

カタクリにヒメギフチョウ

カタクリにヒメギフチョウ
2020年06月04日

もう2ヶ月も一人で小諸にいる。この間会って話をした人は5人程度か。
一人でいるというのは、実はいつものことだ。普段、東京にいても、事務所に一人でいることが多く、夜に家に戻る。打ち合わせで、事務所に来る方も勿論おられるが、自宅と事務所の間も歩きなので、家族以外には限られた人にしか会わない。飲み会などではよく話すので、人好きと思われているけれど、もともとは人付き合いは苦手で、実はいつもこもっている状態なのだ。小学校の行動の記録には、特定の友達としか話をしないと書かれている。
 一人の方が仕事ははかどる。ただし、今回はずっと小諸だし、今の世の中の状況で気分がさえない。腰も治らないので庭での撮影以外は何もしていないようなものだ。それでも時々は車でフィールドをまわることもある。
 庭にはヒメギフチョウは今年は現れなかった。100mほど離れたところで、シバザクラの上を舞っているのを一度だけ見ただけだ。
 もう1ヶ月半以上も前のことだ。アトリエから10分ほどのカタクリが咲き、ヒメギフチョウの見られる場所に何回か見に行った。例年のことではあるが、4月は気候が安定する日が少なく、ヒメギフチョウが出る頃から、2回も雪があった。そのため発生がまばらで、数は少なく、ウスバサイシンが芽吹いているのに,メスが発生していなかった。今頃は幼虫も蛹間近まで成長し、成虫は勿論見られないだろう。ヒメギフチョウの季節は短い。
その日に撮ったカタクリの花に舞うヒメギフチョウの飛翔動画はこちら

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