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海野和男のデジタル昆虫記

今年の小諸のアサマシジミ Lycaeides subsolana

今年の小諸のアサマシジミ Lycaeides subsolana
2019年07月23日

小諸高原美術館での「小諸日記20年」の写真展は明日24日、9時から17時です。写真で伝えたいこと「小諸日記20年を振り返って」が公開されました。
今は小諸だが、今年はマレーシアから戻ってすぐ、1週間ほど小諸で過ごした。けれど7月中旬の撮影結果は散々だった。天気が悪いせいもあるが、何でと思うほど虫が少なかった。晴れた日にゼフイルスとアサマシジミを2回ずつ探してみた。
家の近くや庭のゼフイルスは、なんとアカシジミをのぞき1匹も見なかった。こんなことは、小諸に来て30年近くで初めてのことである。
アサマシジミは2カ所の産地を巡ったがいつも撮影している場所で0だった。もう1カ所では少ないながら見られた。採集者が入った可能性もあるが、6月はじめにも幼虫を見なかったから、本当に発生が悪いのだろう。.心配である。アトリエは御牧ヶ原にあるが、30年前にはアサマシジミは見たことがあるが、絶滅したと思う。小諸のアサマシジミは僅かに残された草地で風前の灯火だ。
 

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