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海野和男のデジタル昆虫記

自然写真の平成30年とフォトグラファー

自然写真の平成30年とフォトグラファー
2019年04月11日

今日はこれから大阪の写真展の飾り付けに出かける。
自然写真の平成30年とフォトグラファーという本がまもなく発売になる。
発行元は小学館。なかなか格調高いデザインの本になった。この本はぼく単独の著書ではなくSSP(日本自然科学写真協会)の活躍中の11名による共著で、それぞれが、自分の分野の自然写真について写真家250名、著書350冊を紹介したものだ。
この本の企画はぼくである。
どうしてこのような本を企画したかと言えば、以前、ある写真研究者にインタビューを受けた時に、現在の自然写真家について、あまり知られていないことに危機感を持ったからだ。
この30年、デジタルへの変遷もあり、ネイチャーフォトを取り巻く環境も大いに変わり、新しく参入した写真家も多い。自然写真は様々な媒体で使われるが、日本では図鑑や児童書の分野でも多く使われることが、諸外国と異なる。
売れる写真と自分のテーマが、他の分野よりも近いが、自然写真家の宿命ともいえる、その狭間で生きるネイチャーフォトグラファーについても記されている。
一般の人にも、この写真家はこのように写真を撮ってきたということがよくわかり、多くの本が紹介されていることで、写真のまとめ方など、自分の創作活動の一助になると思う。
写真展「蝶多様性の世界」大阪展は4月12日〜4月18日(日曜休み).ギャラリートークは13日土曜13時。海野は12,13,15日会場におります

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