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海野和男のデジタル昆虫記

キャノンフレックスRM 1962

キャノンフレックスRM 1962
2019年02月20日

 キャノンとニコンといえば日本を代表するカメラメーカーである。一眼レフの世界ではニコンFとキャノンフレックスが1959年の発売だ。ニコンFはレンジファインダーのニコンSのボディーを改良したものだが、キャノンはたぶん全く新設計のボディーであった。翌年キャノンは1/2000までシャッターのあるキャノンR2000を出す。ニコンが1/2000のシャッターの一眼レフを出すのはずっと遅れて確か1971年のF2からである。
 このRMは1962年の発売で、レンジファインダーカメラのキャノン7そっくり。このカメラはキャノンセブンの発売に遅れること一年だが、同時に設計が進んだのだと思うほど共通点がある。
 このころからキャノンは一眼レフで、様々な機種を次々と出す。どれも新しい試みが盛り込まれているのがキャノンらしいところだ。レンズシャッター式一眼レフまであって、新しい機種への挑戦が続く。1971年になってFDマウントのキャノンF-1がでて、その改良型がF-1ニューは対近年まで生産された。
 このRMはその形に興味を持ち、だいぶ前から目を付けていた。先日中古カメラ屋で委託品の破格値のこのカメラを見つけて、即購入した。買ってみてキャノン7とあまりに主にていてびっくりしたわけだ。またその自動絞り機構の斬新さにもびっくりした。マウントも完全互換ではないが、F-1などと一応互換性もあり。キャノンの古いカメラ技術も見直すきっかけになった。このカメラで撮った写真はこちら

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