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海野和男のデジタル昆虫記

タイでLaowa 24mm f/14 Replay 2x Macro を試す

タイでLaowa 24mm f/14 Replay 2x Macro を試す
2018年11月01日


 今日からタイの写真。今回の目的はテングアゲハだったが、天候に恵まれず、チェンマイに着いた日は飛行機が降りられず、チェンライに行ってしまい、戻ってくると言うハプニングもあった。3日間テングアゲハの撮影に当てたが、結局歩ポイントまで行ったのは1日だけ、チョウが活動する午前中は曇っていて、結局出会えなかった。車もパジェロを借りたが、4WD ではなかったので、雨が降ると、ポイントには行くことすらできないだろう。
 今回の撮影で運転をお願いした堤 悠貴君が細長い筒型の面白いレンズを持ってきた。発売されたばかりのLaowa 24mm f/14 Replay 2x Macroだ。フルサイズカメラに適応していて、今回はぼくのD850を貸した。
 このレンズは画角が24mmそのもの。つまり小さな24mmレンズを筒の先に付けた格好になる。いわゆる超広角の虫の目レンズではない。それで。あまり興味は持っていなかったのだが、どんなものかと、ぼくも2回ほど使わせてもらった。
 写真はそのレンズでモンキアゲハを撮る堤君。チョウの写真はぼくが試し撮りしたベラドンナカザリシロチョウ Delias belladonna 。
 長い筒がついているので、チョウを驚かせずに先端が触るほど近づける。ローアングルになるので、それなりに面白い写真が撮れる。ただ筒が長すぎて、ぶれないようにするのが大変だ。写真はF32に絞って撮影したものだが、被写界深度はそれほど深くない。24mmレンズをベローズなどに付けて撮影するのと大差がないから、ピントあわせもなかなか難しかった。気分的には何か変わった撮り方をしているという楽しさは十分感じられる。

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