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海野和男のデジタル昆虫記

キマダラルリツバメ Spindasis takanonis

キマダラルリツバメ Spindasis takanonis
2018年07月13日

2005年の今日の日記から
 宮城、山形と回って、今日は福島県まで戻ってきた。今回は雨を覚悟で出かけたわずか4日の撮影行だが、昨日だけが雨で、梅雨の季節としては天候に恵まれたと思う。
 今年初めての国内撮影旅行だから、あれこれみたいと思った。といっても今までに行ったことがあるところばかり回ったので、新しく見られたものはなかった。それでも写真やビデオはたくさん撮ったので充実感はあった。たまにはこうして駆け足での撮影も楽しいものだ。今日は最後の日で、キマダラルリツバメというチョウを見たかった。
 キマダラルリツバメはシリアゲアリなどと深い関係を持っていて、アリの住む木で発生する。神奈川や山梨ではサクラ、滋賀ではマツ、ここ福島ではキリといった風に、場所によって発生する木が異なるという変わったチョウだ。
 年1回の発生で、6月末に出る。今は最盛期を過ぎたところで、翅は傷んでしまったものが多いと思う。昨日が雨だったせいか、ヒメジョオンに来ているものは、おなかをすかしているのかさわれるほどおとなしい。

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