今回訪れたのはバギオからボントク周辺の標高2000mを超える地域だ。
ルソン島北部山岳地帯特有のベンゲットアゲハやルソンカラスアゲハの撮影と幼虫探しの目的だったが、撮影できたのはベンゲットアゲハだけで、ルソンカラスは間近で見たのは1回だけ。
車の両輪がパンクしたトラブルもあり、十分探すことができなかった
決して成功した旅では無かった。けれど、49年前とあまり変わらない現地を見て、山岳地帯はずいぶん前から開発が進み、もう開発の余地があまりないようにも思った。そして目星を付けた場所でルソンカラスアゲハに出会ったのも嬉しかった。今はネットで地図が見られ、それで探せるから、すごい時代だと思った。
亜熱帯雨林はバナウエ周辺やボントク周辺の標高2000m近いところにしか残っていない。
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