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海野和男のデジタル昆虫記

D850でポジをデジタル化してみた

D850でポジをデジタル化してみた
2018年01月03日

 昨年12月にマレーシアへ行った時にD850を借りてみた。
 帰国後、昔のポジの写真を納めなけれなならない仕事があり、返却前にカブトムシの蛹化と羽化のポジフィルムをD850でデジタル化してみた。長い写真家生活でポジを使っていた時期が30年以上もあるので、ポジ写真を使わなければならないことも、まだ多い。
 ポジのデジタル化はラボに頼んだ時期もあるが、最近はD800や810をDupe専用機として使ってきた。D850の魅力はなんと言っても4575万画素という高画素機であることだ。普段の撮影ではマイクロフォーサーズで十分と思うけれど、ポジフイルムのデジタル化となると高画素の方が有利である。使ってみて、D810と比べて、大幅に階調が豊かになったと思った。ポジのポジらしさを残してデジタル化をするのにスキャナーとは一線を画した仕上がりとなる。ライブビューが大幅に改善されたので、精密なピントあわせが必要な用途にはD810と比べようがないほどよくなっていると思った。
 海外に持って行くには、ぼくには重すぎるけれど、室内に置いて、こうした用途に使うには、ぼくにはもっとも適したカメラであるように思った。

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