早朝、空が薄明るくなった頃だけに飛ぶモルフォチョウ。まだ三日月が見えている林をバック飛ぶ。まるで幽霊のように、暗い林から現れる。美しいと言うより、この世のものとは思えない光景である。表がうす青のメタリックなので、暗い林の中で青い光が点滅するかのごときであった。
地面はようやく見える程度の明るさであるから、フラッシュを使わないと写すことができない。チョウが現れる15分ほどの短い時間だ。
最初に出会った時は、普通にフラッシュを使って撮影。次の時はマルチフラッシュを使ったが、ことごとく失敗。結局、素直にフラッシュを使った初日のみ、なんとかチョウがわかる程度の写真しか撮れなかった。
海野和男写真事務所へのご連絡、小諸日記へのご意見
プロフィールページのアドレスへ
掲載情報の著作権は海野和男写真事務所に帰属します。
Copyright(C) 2025 UNNO PHOTO OFFICE All Rights Reserved.