アトリエの林のの中にシュンランが咲いていた。2株あって、毎年花を咲かす。気がつかないほど地味な花だが、花は典型的な蘭の花で、日本的な気品のある美しさがあると思う。種から花を咲かすのに5年もかかるという。
蘭の場合、野生ランというと高価なものが多く、熱帯では珍奇な蘭を求めて蘭ハンターがジャングルに分け入っているという。 野生ランを元にいろいろな品種が作り出され、園芸種でも大変高価なものもある。ところがシュンランは1000円以下から買える。人里近くに生育し、あまり人気がないのだろうか。でも花を咲かすのに5年もかかってこの値段は気の毒に思う。
EM-1 Mk2に300mmを付手持ちで深度合成モードで撮影。EM-1Mk2の深度合成のソフトは大変優秀であると思う
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