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海野和男のデジタル昆虫記

海野和男写真展「蝶 舞う」

海野和男写真展「蝶 舞う」
2017年04月02日

 新宿オリンパスギャラリーで写真展「蝶 舞う」を開催中です。
昨日はギャラリートーク。写真を回って1枚1枚解説するつもりだったが、予想したよりも遙かに多くの100名を超える方々に参加頂き、これは無理だと,急遽大型モニターを用意して頂き作品をモニターに映しながらトークした。
 今回の写真展は蝶の写真展としては4回目。今回は最近2年間で撮影した好きなチョウの写真を日本、タイ、マレーシア、カメルーンの4カ国から選び構成した。写真を展示したときには、コンセプトもないこんな選択で良かったのだろうかと、実は大いに反省をした。これでは、アマチュアの写真展と変わらないのではとも思った。人が来てくれるだろうか、失望されないだろうかとも心配した。あまり来場者が少ないと,写真展の会場を提供して頂き,普段からおせわになっているオリンパスにも申し訳ないなと思った。
 けれど、蓋を開けたら、たくさんの方が来場され、東京で行ったぼくの写真展としては今までになく多くの方に見て頂いている。概算だが,2日間で1000名を越える来場者があった。だんだんテンションも上がってきて、ギャラリートークも面白く話せたのではないかと自信がついてきた。ぼくの写真はだいたい内容的に難しい写真ではなく、単純に昆虫賛歌のような写真であるのだが、今回は特にその傾向が強い。歳をとったせいもあるが、蝶が好きな子どもが撮った写真のようでもあると思ったが、それが良かったのかもしれない。
 写真展は4/5まで。ぼくは毎日会場にいる予定。最終日は15時まで。ご来場頂けたら幸いである。大阪展は大阪オリンパスギャラリーで4/14から4/20(16日は休み)ギャラリートークは15日14時から。ぼくが会場にいるのは14日と15日だ。関西方面の方にご来場頂ければ幸いだ。
 今回は直前までカメルーンでテレビの取材をしていた。いつもの海外取材と異なり、1カ所に張り付いてハチの生態を淡々と追うという生活をしていた。その前はマレーシアで擬態昆虫の生態をこれまたまじめに追う番組の出演者として2ヶ月近くを過ごした。テレビの長期取材は久し振りだ。マレーシアはともかく、カメルーンでは生活パターンも環境も東京とはまったく違ったから、帰国翌日の飾り付けの日はテンションが上がらなかったのだろう。
 写真は写真家の湊和雄さんが撮って下さったものだ。

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