サイト内
ウェブ

海野和男のデジタル昆虫記

思いで深いキマダラモドキ Kirinia fentoni

思いで深いキマダラモドキ Kirinia fentoni
2016年08月07日

 今日は小諸高原美術館で午後2時よりギャラリートークとギターコンサートです。お近くにおいでの方は是非お寄り下さい。
 さてキマダラモドキは小諸周辺では、明るい林で時々見られる種類。全国的には絶滅も心配されるチョウになりつつある。いる場所はかなり局地的だが、幸か不幸か、採集家にはあまり人気がないので、採り尽くされるようなことはなさそうだ。
このチョウはぼくにとってはかなり思い出の深いチョウだ。高校一年の時に日光で、このチョウを捕まえていて、レインジャーみたいなおじさん(若かったと思う)がきて、「ぼく、ここは採集禁止なんだ」といって、三角缶の中に入っていた全てのチョウを取り上げられたのだ。本当にそこが当時採集禁止だったのかどうかはわからない。
 もう一つの思い出は、小諸に来て、庭でこのチョウが毎日餌台に来た。この時の話は2000年9月3日の小諸日記に詳しいが、2ヶ月近くも生きること、採らなければ、毎日同じチョウが来ることを知り、チョウの採集をしたくなくなったというより、しない方が良いと考えるようになったきっかけをくれたチョウがキマダラモドキだった。

関連タグ
チョウ
小諸周辺
旧北区
前日
翌日

お知らせ

単行本

連載

◎過去の小諸日記

海野和男写真事務所へのご連絡、小諸日記へのご意見

プロフィールページのアドレスへ

掲載情報の著作権は海野和男写真事務所に帰属します。
Copyright(C) 2024 UNNO PHOTO OFFICE All Rights Reserved.

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。