ナミヒョウモンとも呼ばれるヒョウモンチョウは草原のチョウだ。小諸では低地の草地から山の中の草地まで見られるが山地は分断されている。平地のものは大きくて6月末から7月中旬まで見られる。カセンソウの咲くため池の土手で、今年も発生したが、20日前にこの写真を撮ったが、数日後には完璧な草刈りが行われてしまった。まだ成虫なので、ヒョウモンチョウはたぶん大丈夫と思うが、ミヤマシジミは大分前に絶滅、ヒメシロチョウも今年は、その場所では1匹も見ていない。
蝶のことを知らなくても、カセンソウという美しい花に見向きもせずに草刈りを徹底的に行うことのできること自体が信じられないことである。
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