今年はもうだめかなと思ったけれど、20日の日に2時間ほど時々薄日が射すことがあり、何とか今年も撮影できた。21日も撮影したが、カタクリは前日の雨で、傷んでしまっていた。
定番の写真だが、毎年ヒメギフチョウは新しいカメラやレンズで撮りたいと、今回はフレネル300mmF4のニッコールと40-150F2.8ズイコーを使った。両方ともテレコン1.4倍を装着。よく似た使いごごちであるが、300mm+1.4倍の方はD7100で使ったので実質焦点距離が600mmを超える。最短撮影距離が1.4m、ここまで近づくと大きく写りすぎた。一般の中型以上のチョウの撮影ではテレコン無しの方がよいかもしれないが、最短撮影距離がやや長いので、シジミチョウなどにはテレコン必須であろう。またつい近づきすぎてしまわないように注意も必要。
M.Zuiko40-150はE-M5mark2に装着。このレンズは最短撮影距離が0.7mと短いので、テレコンを付けても、近づきすぎてしまうということは、まずない。チョウの撮影には万能であろう。ただあまり使いやすいから、ついつい安易に撮ることが多く反省もする。
写真は300mm+テレコンの最短撮影距離でのヒメギフチョウ。
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