天気が悪く、室内ワーク。昨日載せたニシキツバメガの鱗粉を拡大率を上げて撮影してみた。ピントをずらして20枚撮影して深度合成をした。
約20倍(フルサイズ換算40倍)ぐらいだから、横幅1mmぐらいの部分アップだ。もはや顕微鏡写真の領域だ。今はこのような写真は高級な顕微鏡では深度合成をしてくれる機種もあるのだし、カラーも可能な走査電子顕微鏡を使えば画質はもっとずっと良くなるだろう。
ぼくの機材では、光学レンズにベローズや接写リングでも撮れるという範疇を抜けきれない。海外の写真を見ると、素晴らしい写真がいくらもある。センスの良い写真も多いからカメラマンが撮影する意義はある。この標本も何十年前のものである。新しい標本と、もう少し画質の良いレンズを入手すれば少しはましになるだろう。
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