26日の土曜から小諸高原美術館で「海野和男写真展」がはじまる。昨日は1日飾り付けを行った。
東京のオリンパスギャラリーの写真とは異なる写真で構成している。全てA0以上の大型プリントで、約100mの壁面を使った写真展だ。A0とは841 × 1189mmで全紙の4倍ぐらいの大きさ。B0も多く、こちらは1030 × 1456mm。2mぐらいの作品もある。
今回のテーマは小諸周辺の絶滅危惧種のチョウ、昆虫の飛翔、昆虫の肖像が中心。チョウの翅のアルファベットも製作した。絶滅危惧種のチョウなどは,何点か組み合わせてA0にプリントとしたものもある。会場の様子は写真をクリックして前に戻って見てください。
60インチの大型テレビでは「虫たちの時間」と題した高速度ビデオを展示。今回のためにまとめた約30分の新作で、2/3を占める高速度動画部分は、昨年8月以降に撮影したものだ。今週撮影のビデオまで入っているから是非見て頂きたい。前のものだが未公開のスマトラマレーシアのカブトやクワガタの闘争でもコーナーを作った。
コラボレーションで糸崎公朗さんの「昆虫フォトモ」も展示される。かなり広い会場なのでじっくり見て頂ければと思う。26日は10時と14時にギャラリートークも行う。
また8月10日には真辺雄一郎さんのアコースティックギターコンサートも行われる。
写真は樹液にいたカナブンを外部ストロボを使ってTG-3で深度合成したもの。TG-3の深度合成モードで,ストロボをRCモードにした。RCモードでは本体ストロボと外部ストロボが同時に発光する。(RCモードはメニューのアクセサリーから選ぶ。ここには純正でないストロボを発光させるためのスレーブモードもある)。E-M1とは異なり、本体で外部ストロボや内蔵ストロボの細かい設定はできないから、露出補正で適正が得られるように調整して行う。
カナブンにはいろいろな色のものがあるが,一番多いのは上の写真にあるタイプ。下は赤っぽいタイプで,小諸周辺では結構見られる。
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