天気が悪い。クロツバラの葉をめくったら、一度目でヤマキチョウの卵が見つかった。その場所は良く行く場所でだ先日一度だけヤマキチョウを見たが、過去にはオトシブミを探しに毎年この季節に1週間ぐらいは通う場所なのだが、見たことがない。それでちょっとびっくりした。
ヤマキチョウは1カ所に居着かないようであちこち飛び回って産卵するのだろう。気を良くして近くの葉をめくってみたが卵は1個だけしか見つからなかった。
TG-3の顕微鏡モードで撮影。以前はこうした卵はキャノンの一眼レフにMPE65、マクロストロボで撮っていた。とても手軽とは言えず重さも2kgはある。それがポケットからさっと取り出して撮影できるのであるから、感激する。これでもう少しワーキングディスタンスが有れば良い。だれかリレーレンズとクローズアップレンズでも使って、ワーキングディスタンスを伸ばすアダプターをつくってくれないかなと思うのだ。写真は800万画素分をトリミング。
この写真はTG-2でも撮影可能だが、TG-3 は12日発売。アマゾンでは46665円。TG-2は38480円。TG-2の値下がり率は1年間で2割にも満たないと思う。そのことを考えれば、TG-3も早めに購入しても後から、値がうんと下がってがっかりすることのないないカメラになるだろう。画素数はTG-2が約1200万画素、TG-3は約1600万画素でOM-Dとほとんど変わらない。
海野和男の昆虫撮影テクニック・増補改訂版にはTG-3に関しての記事も2見開きほどあります。
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