先日、埼玉での撮影ではホソオチョウの交尾も見ることができた。ホソオチョウが生息しているのは狭い範囲であるが個体数はかなり多い。
環境は、ずっと前に韓国でホソオチョウを見た場所と似ていると思った。韓国で見たのははソウルの北にある林業試験場だ。ヒメギフチョウも生息していたが、ホソオチョウが現れたのは、ヒメギフがいた林の外側の草地だ。人工的に作られた草地で、まわりは林に囲まれていた。嵐山の環境はそことよく似ていたから、ホソオチョウにとって住みやすいのだろう。
不思議なことに、日本でホソオチョウが発生した場所は何処でも狭い範囲のようだ。そこから拡散したという話はあまりきかない。このところ各地でホソオチョウがいたという話があるが、誰かが放しているのだと思う。外来種であるし、そういったことはしない方が良いと思うのだが。
ホソオチョウの飛翔のスローモーション動画をホソオチョウの飛翔のスローモーション動画にアップ。
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