宮下直さんが、工作舎のウェッブで「第6の大量絶滅時代を巣くう知恵」というタイトルで連載されていた記事アップされていた連載をまとめた、「生物多様性のしくみを解く」という本が出版された。
生物多様性を説く本は多いが、実際どんな問題があり、どのように対処したらよいかということはあまり書かれない。この本では第3章 「問題の実態」、第4章 「対策と治療」あたりで、そういった問題にも触れている。
小諸で、ミヤマシジミやヒメシロチョウと草刈りの関係について頭を悩ませているぼくにとっても、草原性のチョウについても触れられているのこの本は、強い味方のような気がして嬉しかった。
前に紹介した、メレ山メレ子さんの「ときめき昆虫学」もそうだが、出版社のwebに連載されたものが加筆されて本になるというケースが結構ある。昔は週刊誌や月刊誌に連載されたものが本になったのだが、今はどうなのだろうか。ぼくのように個人でも。10年以上前に小諸日記を一年分まとめて本にしたことがあった。
写真はタイの国立公園で出会った、とても大きなリス。尻尾まで入れると1m近いのではないだろうか。クロオオリスというらしいが、人を恐れないのにはびっくりした。
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