オオハナアブの複眼には模様がある。虹色に輝いたりする部分があるけれど、構造はどうなっているのだろうか。アップで撮ってみてもあまりよくわからない。
最近はカメラが高画素になったので、無理して拡大しなくても、後からトリミングすることである程度鮮明な画像が得られるのは嬉しいことである。写真はD7100に85mmマイクロを付けて、最短撮影距離で撮影したもの。一部を拡大したのが右の写真だ。こうした撮影にはストロボが必要だ。絞りは実絞り表示でF32,他社のカメラならF16である。使ったストロボは右下の写真のもの。Metzのマクロストロボで、ニコンのワイヤレスリモートスピードライトSB-R2002灯を専用のリングに取り付けて撮影するのと、大体同じ感覚で使うことができる。このストロボはちょっと大きめだが大変軽い。両方ともニコンの一眼レフではコマンダーモードのある中級機以上でワイアレスで作動する。
優れているのはオリンパスを初めとする各社のコマンダーモードに対応していることだ。オリンパスの60mmマクロでは、ややストロボが大きすぎる気がする。配光は問題がないが、被写体との距離が近すぎる。最もぼくの場合はストロボを手で持って撮影することも多いから、それほどは問題にならない。
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