サイト内
ウェブ

海野和男のデジタル昆虫記

裸のアカシジミの卵

裸のアカシジミの卵
2013年07月10日

昨日はニッコールクラブの顧問を長年続けられ、日光東照宮やバリ島の写真で著名な管洋志さんのお別れの会がウェスティンホテルで行われた。
管さんの作品や活動が映像で紹介されたが、あらためて彼の写真のすごさを見せられた思いだ。写真界にとってもまったく惜しい方をなくしたものだと思う。昨日は彼の68回目の誕生日になる日だった。
アカシジミの産卵などのビデオを見て頂けただろうか。
産卵シーンでメスがお腹を盛んに動かしているのは、お尻で枝に生えた毛のようなものを集めて卵になすりつけている場面だ。
こうしてアカシジミは卵を隠す。だから冬にアカシジミの卵を見つけるのは他のゼフィルスと比べ難しい。
ところが、枝を見てみると、真っ白な卵がけっこうある。見たところアカシジミの卵に間違いはないように思う。白い卵はよく目立つ。大発生で、産卵習性までは変わらないかと思うが、卵を隠すという産卵の習性をやめてしまったものがいたということになる。
大発生の原因は、我々人にはわからないが、何か環境の変化を予知しているのかもしれない。
上は白い卵、下は尾毛がたくさんついている卵だ。
アカシジミの集団飛翔のビデオもご覧下さい

関連タグ
青森県
旧北区
前日
翌日

お知らせ

NEW

単行本

連載

◎過去の小諸日記

海野和男写真事務所へのご連絡、小諸日記へのご意見

プロフィールページのアドレスへ

掲載情報の著作権は海野和男写真事務所に帰属します。
Copyright(C) 2024 UNNO PHOTO OFFICE All Rights Reserved.

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。