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海野和男のデジタル昆虫記

今年使ったカメラ

今年使ったカメラ
2012年12月25日

 今年は新製品のカメラの発売が続いた。特にフルサイズ機と、ミラーレスは、各社しのぎを削るような勢いで新製品が相次いで登場した。しかも,そのほとんどが従来機種のスペックを遙かに超える製品だ。
 デジタルカメラを使いはじめて15年ほどになるが、画質が良いカメラが登場しはじめたのが2002年後半から2003年、ニコンで言えばD100、キャノンでは10D、オリンパスからE1などが出た。次に画期的なカメラの進化は2006年だ。D200やD80が登場した。ここでようやく高感度においてフイルムを越えたと思う。
 それからは速い。2008年にD700が登場し、高感度に強いデジカメが定着。フイルム時代には考えられなかったような写真が次々と登場した。さすがにフイルムしか使っていなかった先輩カメラマンも、この高感度特性の良さに,デジタル一眼レフを使いはじめた。この年はパナソニックが初めてのミラーレスカメラを発売。最初は何か中途半端な印象のミラーレスも,今では市場のかなりの部分を占めるまでに成長した。
 次の大進化は今年だ。春にD800が3600万画素で登場。しかも高感度はD700並。高画素、フルサイズ時代の到来だ。秋にはD600やキャノンからも普及型のフルサイズがラインアップされた。
 ミラーレス機の新製品が各社から登場。ミラーレス機も高性能になったことで、ぼくの場合はフルサイズとミラーレスの2本立てになりつつある。オリンパスからは春にOM-Dがスタイリッシュな形で登場。今までミラーレス機の高感度は弱かったが、今年はかなりの進化を見せた。秋にはニコンからニコン1V2、12月にはパナソニックからGH3が登場。撮像素子の大きなミラーレス機もソニーやキャノンなどから登場したが、一日の長のあるマイクロフォーサーズはAF性能などでは一眼レフを凌までになった。新たに参入したニコン1シリーズのAFもすざましく速い。特に一眼レフのAFSレンズをアダプターを介して付けても一眼レフ並のAFを達成したのは,正直すごいなと思う。
 今年はぼくのカメラも総入れ替えとなった。左からD800、D600、GH3、V2、OM-D、E-PL5。手前のコンデジは左がカシオのZR1000、右がパナの3D1だ。

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