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海野和男のデジタル昆虫記

葉に付いた霜

葉に付いた霜
2012年11月27日


 今日の写真は先日小諸で撮影した霜。比較的ごちゃごちゃした背景だが、立体感はあると思う。使用した機材はもうじき発売のGH3に高級標準レンズのLUMIX G X VARIO 12-35mm/F2.8 だ。35mmで絞り開放で撮影。明るいレンズで開放で撮ることで,背景をすっきりと指すことができる。
 このような撮影では絞り優先開放がよいと思う。このレンズの最短撮影距離もF値も全域で変化せず、最短撮影距離は25cm、倍率で0.17倍(フルサイズ換算0.34倍)と,なかなか使いやすいレンズだ。開放のボケはマイクロフォーサーズ用の標準ズームとしては一級であろう。勿論PENシリーズにも使用ができる。
フルサイズ用の最高級標準ズームはニコンのフルサイズ用の24-70F2.8と思うが、24-70の撮影倍率も0.38mで0.27倍とよく似ている。(レンズがフルサイズ用は大きいので、ワーキングディスタンスはそれほど変わらないのだと思う)重さはこのレンズが305g、ニコンの24-70が900g。重量が軽いのはマイクロフォーサーズだから当然だ。フルサイズ換算24-70相当のレンズは一般撮影には万能レンズであろう。開放値でのボケは同じ2.8でも焦点距離が異なるから、フルサイズの方が背景はさらにぼける。だいたい2絞り違うから、マイクロフォーサーズのボケの大きさはフルサイズ用では開放でもフルサイズのF5.6に近いと思う。 
 このタイプのレンズは昆虫撮影には開放でボケを重視するならばよいと思うが,安いLUMIX G X VARIO PZ 14-42mm/F3.5-5.6に魚眼コンバーターの方がぼくの好みではある。レンズ単体では14-42mmも最大撮影倍率は同じだが、魚眼コンバーターを付けると何と倍率が上がるのだ。最初からそういったセミ魚眼のような設計のレンズがあればぼくには嬉しい。ニコンの24-70F2.8に魚眼コンバーターは付かないか,何か工夫して今度試してみることにしたい。

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