オリンパスM.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macroは本日発売。このレンズのベーター機で2ヶ月ほど前からテスト撮影をしてきた。
等倍まで撮影可能な防塵、防滴のマクロレンズで、フルサイズ換算では2倍の撮影ができるのがマクロファンにはメリットである。重さがわずか185gというのが驚く。OM-Dに組み合わせれば、ほぼ600gで等倍まで撮影できる防塵防滴のマクロシステムが手に入るわけだ。
また価格が実売5万円以下と。このてのマクロレンズとしては破格の価格設定になっている。なんとアマゾンでは60mm F2.8 Macroは44、982円で売られている。
画質は開放が驚くほど良く、フォーサーズ用の定評ある50mmF2マクロをF2.8で使った時よりよいかもしれないぐらいだ。F4〜F5.6は50mmF2マクロと同等かそれ以上と思う。F8でほぼ同等。F11ではディテールの再現性が若干50mmF2がよいのではないかと思う。別にチャートを使って見たわけではなくあくまで自分で撮った写真からの印象であるが、開放からf11までは、かって最高のマクロと語ったことのある50mmF2マクロ同様によいように思う。また50mmF2マクロで撮った写真はクールなイメージだが、このレンズはOM-Dでとった場合、深みのある色調の絵が出るように思う。
開放がよい60mmマクロレンズは開放、自然光で使うのが楽しいレンズだ。マイクロフォーサーズなので開放でも適度の被写界深度があるので使いやすい。遠景も悪くなく、逆光でのフレアーも少ないように思う。キタテハは開放で撮影ISO400 1/3200。虹はF8。
11月10日10時半より、JPS主催の写真で探るネイチャーワールドが有楽町マリオンで開催。10日締めきりですが若干の余裕があるそうです。ぼくも講演します。申し込みはこちらのリンクより。写真機材,技術展も同時に開催。参加無料なので是非申し込んで頂ければと思います。
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