昨日の日記の続きだ。昨日はモンシロチョウだったので、今日はアゲハが見たタンポポを考えて見た。
写真は昨日のものと同じものから作ったので人の見る色、虫の見る色、タンポポの花をモンシロチョウが見たらも見て頂きたい。
アゲハチョウの色覚はモンシロチョウよりも人に近い。紫外線も感知するらしい鳥にはもっと近いかもしれない。
それはアゲハの色覚がRGB+UVという4原色であるらしいからだ。残念ながら私たちは紫外線は感知できない。そこで紫外線の反射吸収をあらわすモノクロ画像を普通のタンポポの写真に合成してみた。輝度のみを普通のタンポポのカラー写真に加味したのだ。それが上の写真だ。
下は紫外線カメラで撮ったカラー写真を合成したもの。これも輝度のみの合成である。結論としては、このいずれかの方法がアゲハが見ている世界を擬似的に人に見せるにはよいと思う。モンシロチョウの場合はそもそも赤が見えないので、昨日のような方法でカラー化するしかないと思う。いずれにしても見えない色を見えるようにするというのは難しいものだ。
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