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海野和男のデジタル昆虫記

ジャコウアゲハの蛹

ジャコウアゲハの蛹
2012年02月16日


 2001年新春に撮影したジャコウアゲハの蛹。こんなシーンはほとんど撮れない。当時のデジカメは200〜300万画素。2001年頃からはデジタルがメインになったので、ポジの撮影は極端に減った。
 2001年5月末にニコンの530万画素のD1Xが発売されたが、50万円以上と高価で、その年は2000年春に入手したD1やオリンパスのデジカメがメインだった。D1Xを購入したのはその年の暮れに近い時期だった。今度発売のD800は何と価格はD1Xのほぼ半値。画素数は7倍だ。
 2001年と2002年はデジカメが面白くて四方がなかった時期だ。けれど今、当時の写真を見開きに使おうと思うと、ちょっとつらい。2001年はポジをもっとまじめにとっておいた方が良かったのかもしれない。この写真はデジカメでしか撮影していないと思っていたら、645の120mmマクロで撮影した写真がでてきた。
 当時の日記を見ると、2001年はとても気温が低く、ジャコウアゲハが果たして、生き残れるかが心配だったが、無事この蛹も冬を越した。けれどジャコウアゲハが多かったのは2002年の秋までで、その後激減。2011年に久し振りに同じ場所でかなり発生しているのを確認した。それにしても、ついこの前と思っていた小諸周辺でのジャコウアゲハの大発生から、もう10年もたっていたのだ。そして今年も小諸の気温は10年ぶりの低さだ。

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